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Futsal Philosophy (フットサル・フィロソフィー)

9 9月

2017/9/9(土) Fリーグ第15節 墨田区総合体育館 『助っ人の条件』

2017/9/9(土) Fリーグ第15節 墨田区総合体育館
府中アスレティックFC 4 - 3 名古屋オーシャンズ
フウガドールすみだ 4 - 2 アグレミーナ浜松

昨年はアルトゥール、チアゴ、ヴィニシウスの3人で113得点を荒稼ぎした大阪がリーグと全日本の2冠に輝き、今年もブラジルトリオのラファ、ヴァルチーニョ、ルイジーニョらがゴールを量産する名古屋がリーグをリードしている。
開幕から11連敗を喫していた仙台もアレックス、ノエ、マクロンの3人が馴染んできた12節からクラブ史上初の3連勝を果たし、第一クールを席巻した湘南はエース・ロドリゴのキレのあるドリブルと強烈なシュートが光った。

チーム力のバロメータやゲームの分水嶺のポイントとして、

『助っ人外国人選手』

の有無が話題になる。

助っ人という身も蓋もない言葉が示すように、日本人より優れているとされる彼らの何が助っ人たらしめているのかを考えてみた。

①フィジカル
パッと思いつくのが静止姿勢からの初速でブチ抜くスピードや問答無用の強シュートだが、コートサイズが小さく、カバーの距離が短いフットサルでこういった場面に出くわすことは1試合で数回だろし、これだけでは簡単に研究される。

個人的にフットサルのフィジカルと聞いて思い浮かぶのは、背中からお尻をアーチ状に曲げて面を作り、腰周りの厚さを活かして後ろ向きにボールを収めて『時間を作る』場面だ。

仙台に加入した187cmのアレックス、192cmのノエ、182cmのマクロンのサイズを活かした起点作りや、173cm/80kgのタンク体型のジョンレノン(浜松)の振り向きシュートなど、日本人相手ならガブって届きそうな距離を前述のアーチのキープでガッツリ収めたところの攻防戦は日本人VS外国人の花形だろう。

8名2セット+オプション2名のFP登録ではスピード自慢の切り込みや、キャノンシュートだけではオプションに周りがち。
説得力十分な背中とお尻をお持ちの外国人の存在感はなかなか魅力的なものがある。

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ボディバランスのいい諸江選手を鋭いターンで振り切ってシュートを放ったジョンレノン。
一本決めればノッてきそうな存在感のあるパワーシューター。

②テクニック
数試合前にアラウージョ(浜松)がヒールリフトでのサイド突破という派手なシーンを見せたが、左右の揺さ振りで相手の重心をズラして右足シュートというわかっていても止められないロドリゴ(湘南)のゴールパターンや、ボールの中央から上下左右へ僅かにミートポイントを微調整したトゥーキックでゴールの四隅を器用に打ち分けるボラ(すみだ)など、基本を仙人レベルまで突き詰め、再現度を極限まで高めたものにこそテクニックの本質はあるだろう。

特に胸の高さのボールを肩の窪みで受け止めるトラップや、腿から爪先まで左右両足をムダなく使ったリフティングなど、基本技術のオンパレードでボールを奴隷のように使役するボラのウォーミングアップは見惚れること必至でゼヒ早目に会場入りをしてほしい。
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抜群の足技を持つアラウージョは2016年のワールドカップでアゼルバイジャン代表としてベスト8とFリーグ在籍外国人ではワールドカップ最上位の選手。
トランジション過多のゲームでテクニックを活かせるかがこれからの課題か。

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現役時代は多彩なキックで名古屋の攻撃陣を操ったペドロコスタ。
負けゲーム後半のパワープレーの場面でニヤリの笑み。

③イマジネーション
ラファ(名古屋)が見せたボールをホイップするバックヒールや、ボラの相手を背負った状態でのヒールキックなど『そうきたか!!』や単純に『スゲー!!』といってしまうプレーは彼らならではだろう。

見た目は派手だがこういったプレーは相手を手や間接視野で確認したり、プレーのセオリーから逆算してこそ成功するもので平常時の状況判断も非常に長けている。

前に立っていたり、スライディングに来ているディフェンスにシュートを当てる回数が少なく(それでも打つ場合は股下や、体の側面から巻くなど相手DFすらゴレイロのブラインドとして利用)、キックフェイントで相手を寝かせてからのループや、天井から状況を俯瞰しているように味方のフリーの選手にスラす好選択が多いのもファンタジスタの特徴だ。

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割とマイペースそうなリーグ屈指の天才、ボラとラファ。
今期の仙台戦でのボラの4ゴールは圧巻。

④競技の理解、フットサルIQ
強烈なシュートやズバ抜けたテクニックがあるわけではなく、170cm/68kgという中肉中背のマルキーニョ(府中)が来日後から着々と出場時間を伸ばしている。
カウンター合戦から自軍のバランスが崩れた時にファウルを受けてゲームを切るなど冷静な状況判断が光り、セットプレーやパワープレーのメンバーに入っていることからもプレッシャーの中でも再現性の高い技術を持っていることが伺える。

数字が評価材料となる助っ人としては物足りなく映るかもしれないが、地味だが的確な繋ぎと戦術眼でどのセットに入れても潤滑油として計算できる彼らがいるだけで監督としては非常に楽だろう。

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セットプレーの場面で指差し確認をするマルキーニョ。
攻守にサボらない勤勉助っ人。

⑤勝負強さ
バスケットボールではここぞという場面での得点の多い選手のことをクラッチシューターというが、どの競技でもプレッシャーのかかる局面において良い働きができるのは名選手の証。
最近ではシビアゴール(先制/同点/逆転/勝ち越しなどゲームの趨勢に意味のあるゴール)という言葉も見かけるようになってきたが、相手の戦意を挫き、味方の士気を上げるゴールは何よりも価値のあるもので、美しさよりも感動とともに何十年後も語り草となるゴールはこの文脈からあげたものだろう。

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ゴールを量産するヴァルチーニョ(10)/ルイジーニョ(11)/ラファ(13)。
贔屓チームとの対戦で『名古屋の外国人にゴールを決められる』というだけで、一気にガックリくるファンは少なくないはずだ。

⑥間合い
外国人というよりは彼らが主戦場にしていたリーグの特性と言える。

パスラインを切りつつジワジワ詰めてヘッドダウンさせてからガッツリ追い込むこともあれば、内腿にヒザをブチ込む勢いで突進してくることもある。
国際試合や外国人選手のデビュー戦は彼らのプレスの距離感にリーグ文化が透けて見えていて非常に興味深い。

ここが激しいほどその選手の球際の強さが図れる。


助っ人外国人を助っ人たらしめるものについてダラダラと書いてきたが、当然これは日本人選手にも当てはまる。

今日の試合であれば岡村選手の背面キープで相手を引きつけてからの展開がすみだの1stセットの強みになっていたし、西谷選手や吉川選手(両名古屋)の相手の狙いを削ぐワントラップ目でのマークの外し、渡邊選手(府中)のボレーシュートには様式美すら感じる。
小兵ながらゴールを挙げた関選手(府中)や中村選手(大分)の痒いところを埋めるフォアザチームの献身は感動的で、追い込まれた時に見せる皆本選手(府中)の火事場のクソ力的なクラッチシュートは助っ人外国人顔負けだ。

他競技になるが体操では内村航平選手がオリンピック個人総合を2連覇し、陸上の桐生祥秀選手が100メートル走で10秒の壁(9.98秒)を破る。
野球では並み居る大男たちを相手に松坂大輔やダルビッシュ有、イチローらの力と技を武器にWBCを2連覇してもいる。

毎大会メダルラッシュに沸くレスリングや柔道、長谷川穂積(10回)、内山高志(11回)、山中慎介(12回)らが連続防衛記録を伸ばしたボクシング、型の追究とメンタルと相手の分析がキモになる卓球やバドミントンでも世界と伍する日本は控えめに言っても個人、団体種目ともスポーツ先進国だ。

半面フットボール全般はとかく『世界との距離』や『日本人だから』という言葉をネガティブな用途で使いがちで、お釣りがくるほど他競技で溜まっている正しいプロセスを踏み、努力を信じれば結果に繋がったという事例は忘れがちだ。
大国に学ぶことはもちろん大事だが、過度な劣等感は日本サッカー協会側の神田川にでも即刻沈めるべきだろう。

個人的な考えだが日本人選手に足りないのはゴール前の工夫だ。

今日の試合も11本のシュートを撃った清水選手(すみだ)のシュート力が目立ったが、決まったのはゴールを横断するサイドからの速いパスにファーから飛び込んで決めた1ゴールのみだ。
ゴールの狭いフットサルではゴレイロを外す、寝かせるのがゴールへの早道で、正対したゴレイロに向けた強烈なシュートがゴールの量産に繋がるとは言えず、③のイマジネーションの項目でも述べた、ラファやボラのゴール前で相手を観察し、相手DFすら活かしてしまうイヤらしさをゼヒ盗んでみてほしい。

9/16からトルクメニスタンで開催されるアジアインドアゲームズへ育成を観点にU25日本代表という苦戦必至の謎カテゴリー(対戦相手はすべてフル代表)で挑む日本代表だが、未来ある若者たちにはゼヒ自信を持ち、相手をよく見て小馬鹿にするようなプレーにチャレンジしてもらいたい。


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スペインでの2シーズンの経験で判断を含めたスピードアップが顕著な吉川選手と、ボレー/ミドル/ファー詰め/振り向き/1VS1と万能型ピヴォに変貌した渡邉選手。
30歳前後で一皮向けたベテラン勢の今後も非常に楽しみ。
19 8月

2017/8/19(土) Fリーグ第11節 府中市立総合体育館『マイナースポーツの自縄自縛』

2017/8/19(土) Fリーグ第11節 府中市立総合体育館
府中アスレティックFC 5 - 4 湘南ベルマーレ

最近なにかと耳にする評価項目『インスタ映え』に無縁な会場、それが府中市立総合体育館だ。

最寄駅の府中本町駅からご新規さんには敷居の高い府中競馬場、大東京綜合卸売センターを横目に15分ほど歩き、地元の親子連れが1周100円のゴーカートで遊んでいる光景を尻目に、風化した体育館の公民館然としたタイルの床を歩く。

チケットのもぎりをお願いしてアリーナに入るとオレンジ色の観客席がコの字型にフロアを取り囲む光景が飛び込んでくる。
ゴール裏は手前側ゴール前の攻防が見切れて見えず、両サイドの席は通路が非常に狭いし、躍動する選手を間近に見られるアリーナは迫力はあるものの、座席高がイマイチで個人的にはもう少し高い位置から観戦できるとありがたい。

キャパシティはFリーグ規定の2,000人に満たない1,500人前後。
コートサイズはこちらも規定の縦40メートル×横20メートルに満たない縦38メートル×横20メートル。
Fリーグ参入初年度はクーラーが無く夏場のデーゲームは蒸し風呂状態だった。

2008年に府中アスレティックがFリーグに参入する際、キャパシティとコートサイズを満たす代替のアリーナの確保(あるいは現会場の改修)を条件として提示されていたとのことだが、今シーズン開幕前に突如今年の8月を期限として府中市立総合体育館の利用禁止が決まったらしい。

駅近で公園内に設置された都市型総合施設の典型である墨田区総合体育館や、美術館を彷彿とさせる外観のオーシャンアリーナのような利便性や快適さはないド・昭和な会場だが府中市立総合体育館の試合は非常に盛り上がる。

小さ目のハコに毎回1,000~1,200人の観客がコンスタントに入るギュッとした会場密度はコッテリ濃い目。
異常に近い観客席と周囲を壁が取り囲み、目の肥えた観客が挙げるブーイングはアウェーの選手たちにとっては牢獄に入れられてプレーをしているような感覚だろう。

ワンプレーを一同が目で追い、狭い体育館に熱のこもった歓声を響かせた後は、入口前のロビーに三々五々集まり、くたびれた長椅子に腰かけて世間話や感想戦に興じる。

おひとり様、友人、カップル、ファミリーと客層も多様で、そんな姿をアリーナ併設の学食風のレストランけやき(試合日は営業を途中で切り上げスタジアムフードを提供)が見つめる光景はどのスポーツも理念に掲げる地域密着や、スポーツを通したコミュニティの相互理解の理想的な姿だ。

およそ近代的ではないが個性という点ではこの会場がFリーグでNo1なのではないかと思うし、全てのジャンルのスポーツチームが欲しがる試合以上のものを提供しているアリーナの使用を禁じたリーグの決定が本当に残念でならない。


マイナーからメジャーへのブレイクスルーを目指して2007年に始まったFリーグは昨シーズンから観客動員数の減少が顕著で500人を切る試合も珍しくない。

11年目を迎えたリーグで2,000人以上の会場を持っていて2,000人をコンスタントに集客できているのは北海道(と集客力のあるイベントを打った際の名古屋)ぐらいだろうし、喫緊の課題は2,000人規模の会場を保持しているかではなく、落ちこむ観客動員数を上げるためにリーグとして指針を示し各チームのアプローチを先導することだ。

参入希望のチームを集めて運営能力をテストするとして2012年から始まった準加盟リーグ(現Fチャレンジリーグ)だが、今年は5年間参戦した柏TOR(今シーズンからトルエーラ柏に名称変更)が脱退し、3年目を迎えるはずだった徳島ラパスは特にアナウンスもなくチーム自体が解散した。

今年はボアルース長野、浜田フットサルクラブが参戦したが、2014年の仙台(2011年で脱退した花巻の後継および地域的なバランス)とすみだ(人気、実力が抜群)の加入以降、これはと思う強力なファクターを持つチームは現れていないし、準加盟リーグは目指すステージに対して勝敗よりも金銭面や体制、全体の意思統一やモチベーションの維持が現実的な目標となる場で、優勝イコールFリーグ参入となるわけでもないリーグでチームの各員がそれぞれの立場で設定する『勝利』を得るのは並大抵のことではないはずだ。

昨年開幕したBリーグをはじめ、スポーツ、音楽、演劇などの競合が多々おり、首都圏のアリーナが相次いで体育館の改修期に入った現状で条件のいい会場の争奪戦は熾烈だ。

率直に言って今のFリーグの観客動員数で2,000人の体育館は不要だし、国際大会の規約としては縦38~42m×横18~22mの幅が認められており、フットサル以外のラインをすべて消しているピッチも、海外リーグを見ると割合雑でバレーやバスケットボールの線が残っている会場も多く見られる(スポーツコートを設置する場合や、国際大会を除きほぼそんな感じだ)。

Fリーグは必ずしも必要のないルールで自縄自縛している。

会場は見に来る観客数に見合ったキャパシティがあれば十分だし、フロアサイズの差異を肴に語る感想戦も面白いだろう。
ラインは外枠とゴールエリアが判別できれば競技進行には問題ないので、その分の労力を集客営業に充ててほしい。

納得のできるプロセスを踏み、結果に満足する。
選手はフットサルの練習と試合が、運営は営業と利益がそれにあたるだろうし『競技を楽しむ」という本質は選手も運営も同じだろう。

現状に即していないルールがあるせいでリターンが出ないようであれば、ルールは負担でしかないし、ナンセンスに向き合わされる組織は疲弊していく。
お金はモチベーションとして非常に重要な要素であり、情報が多様化した現代では武士は喰わねど高楊枝よりも貧すれば窮ずの傾向は顕著だ。

府中のホームアリーナ問題は代替会場の確保が第一の解決策になりそうだが、至近のエスタルフォアリーナ(狭間駅から徒歩2分。3,000人収容)はボルダリングの大会で利用されるなど、新興競技との争奪戦も年々出てくるだろうしすんなり決まるとも思えない。

強弱がハッキリ分かれたチームが混在するリーグで拡大路線は時期尚早だとは思うが、ルールに納得ができ、継続的な体制の強化が可能な現実的に参入したいと思えるリーグでなければ未来はないだろう。

史上初のホームアリーナ引退試合となる湘南戦のキックオフ前に、府中のキャプテンである皆本選手が『ラストゲームとして伝説に残る試合をする』とインタビューに応え、その通りThis is 府中劇場な逆転劇に熱狂する展開になったが、伝説とは物語が続き、対象の価値が輝き続け、担い手と語り部がいてこそ成り立つもので、2017-2018シーズン第11節の府中アスレティックFC対湘南ベルマーレ戦は現時点でただの好ゲームのひとつでしかない。
そしてこんな『伝説』は不要だ。

府中のホームアリーナ問題は府中アスレティックFCと府中市立総合体育館に限定されて論じる問題ではなく、リーグは11年を過ぎた現状を分析し、トップリーグの敷居が現状に即しているかどうかを判断すべきだろう。

試合後、皆本選手がスタンドにミニボールを投げ入れる際、背番号5のブカブカのレプリカユニフォームの上下を着た少女が最前列にかぶりついてボールをねだっていたが、こういう子をガッカリさせず、伝説の語り部でいてもらい続ける姿勢を見せることがリーグとしてあるべき姿であり、11年前に敷いたルールが今後の自分たちの競技の発展を縛る鎖になっていないかを見直すフェーズにあると思う。

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30 7月

2017/7/20~30 AFCフットサルクラブ選手権 プートースタジアム(ベトナム/ホーチミン) 『2016年と2017年のAFCの敗戦』

2017/7/20~30 AFCフットサルクラブ選手権 プートースタジアム(ベトナム/ホーチミン)
◆準々決勝
チョンブリ・ブルーウェーブ(タイ) 4-2 シュライカー大阪(日本)

※大会の結果は以下

2011年の第1回から7回目となったAFC。
2013年に優勝したチョンブリ(タイ)を除き、これまでは決勝トーナメントでイラン勢vs日本(正確には6回連続Fリーグを制して出場していた名古屋オーシャンズ)の勝者が優勝していた同大会だが、今回は前述した2013年以来、チョンブリが2度目の優勝を遂げた。

国内国外で強化試合を積極的に行い、2012年、2016年のワールドカップで2大会連続で決勝トーナメントに進出。
12,000人収容のバンコクアリーナで行われる代表戦では会場が満員になるなど、実力、人気ともタイの躍進は目覚ましい。

同じことは同東南アジア地区のベトナムにも言え、今回AFCに出場したタイソンナムはベトナム勢最高の3位に輝き、4,000人収容のプートースタジアムは入場制限がかかるほどの観客が押し寄せ、他にも今大会初出場で嬉しい1勝を挙げたインドネシアのバモスFC、地元タイソンナムに4-5で勝利し、2勝1敗の好成績を挙げたFCエレム(キルギス。得失点差で決勝トーナメント進出はならず)、ウズベキスタンの強豪アルマリックを降して決勝トーナメントに進出したベイルートFC(レバノン)など、新興勢力の台頭が非常に目立った。

対してこれまで強豪の一角を占めていたウズベキスタン(前述したアルマリック。予選リーグ敗退)、日本(今年はシュライカー大阪が出場。準々決勝で優勝したチョンブリに敗戦)の成績は少々物足りなかったが、直近の2016年ワールドカップで決勝トーナメントに3か国(イラン/タイ/ベトナム)が進出し、イランが3位に輝くなどアジア全体のレベルアップは顕著で、アジア黄金時代と言ってもいい環境で切磋琢磨できることは歓迎すべきだろう。

代表、クラブチームを問わず、イラン、タイ、ベトナムら結果を出している国の強化スケジュールは非常に充実していて、優勝したタイのチョンブリも相性の悪い日本勢を想定して腕試しの日本遠征を行い、府中、町田らのFリーグ勢とトレーニングマッチを行っており(日程的な問題もあるが大阪は同様の施策はなく、もう少しリーグが協力してもいいのではと思う)、代表では2001年から定期的に開催されているAFF(東南アジア+オーストラリアを交えた地域大会)がタイをはじめとした東南アジア勢の強化に繋がっているのは間違いない。
フットサル弱小国の韓国/中国らと隣接する東アジアの日本は外に出ていかなければ腕試しの機会はなく、国内リーグとの連携が必要になる代表の強化だが、2014年以降目立った強化遠征を行えていない。

現状との対比になるが、日本代表がイランと並んでアジアの2強と言われていた2014年以前は積極的に強豪たちと国際大会で真剣試合を行っており、以下は2013年~2014年に参加した大会の一例だ。

グランプリ・デ・フットサル(2013年10月。ブラジル/イラン/アルゼンチン/セルビアと対戦。ブラジルは2012年W杯優勝。アルゼンチンは2016年W杯優勝。イランは同3位。4戦全敗もアルゼンチンとは試合終了間際まで同点で1-2の惜敗)
国際フットサルトーナメント(2013年11月。ベトナムで開催されタイ/ベトナム/ブラジルと対戦。ブラジルとは1-2で惜敗)
コンチネンタルカップ(2014年10月。カタールで開催されブラジル/チェコ/グアテマラと対戦。グアテマラ戦で決めた室田選手のヒールリフトでのゴールがYoutubeの再生回数が約2,200,000回とバズる)

ワクワクする国名が並ぶ大会が揃っているがこれはたった3~4年前の出来事で、2015年以降はFリーグの合間を縫っての代表合宿とトレーニングマッチという実戦とは程遠い型稽古がほとんどだ。

身も蓋もない結論になるが、近年の日本の凋落は新興/熟成したアジア各国と経験値が相対的に逆転したからで、日本に必要なのはフットサル先進国のスペイン人指導者よりも、稽古→出稽古→真剣勝負のサイクルを愚直に積み重ねるための予算とスケジュールだ。
ここをサッカー協会から引っ張ってこれる営業マンが日本フットサル界復興の功労者になるだろう。


AFC自体は7/30に閉幕したが、8/7にBS-NHKで優勝したチョンブリと準々決勝で対戦したシュライカー大阪の木暮監督が解説するという興味深い放送があった。

タイらしい鋭いカウンターと、引いた相手をライン間の揺さ振りやピヴォとフィクソのスイッチで崩す攻撃の選択肢が多彩なチョンブリ相手では大阪は引いてカウンター、もしくはゴールに近い位置で得たセットプレーをアルトゥールの存在感を活かした一撃で得点し守り勝つというのが選手の質・量ともに劣る大阪の現実的なプランだと考えていたが木暮監督は前からのプレスを選択。

結果的にカウンターからの1VS1で先制点を奪われ(若干の不運はある)、プレスが遅れたところを裏に通されて2点目、底からの繋ぎに入ったゴレイロのミスで3-0(このミスは残念だったが柿原選手が要所で見せたダブルニーでのブロックは素晴らしかった)とされ、パワープレーで3-2と追い上げるも、最後はサポートが遅れてパスコースが無くなった隙をダブルチームで詰めたチョンブリのブラジル人助っ人のシャパがアルトゥールからボールを掻っ攫ってパワープレー返しを決め、4-2で試合は終わった。

前半途中までは大阪がプレスで主導権を握る時間もあったが、フィニッシュに工夫と精度が乏しく、目が慣れたチョンブリが選手の質と量を活かしてチャンスをシッカリ決めて試合を進めた横綱相撲というのが個人的な印象で、大阪目線で見れば作戦が裏目に出た上に、不運とミスが重なった思い通りにならないゲームの典型のような一戦だったが、敗戦にこそ学ぶものも多いだろう。

一戦で活躍する指導者や選手にとって糧となる言葉があったかはわからないが一般のファンとしては、

①4人1セットではなく、1人づつ交代させる意義
→4人で作ったゲームの流れを維持する(セット交換は新しいゲームが始まるイメージでゲームの連続性を大事にする)

②チョンブリ戦で前プレを選択した理由
→チョンブリはカウンターと仕掛けを高精度で持つ攻撃的な先行逃げ切りを得意とするチームなので、前から圧力をかけて先制点を奪って主導権を握り相手のカウンターの選択肢を奪いたかった

③ハーフタイムの指示
→感情面を含めた前半の分析/整理/リセット(ミスが出て残念だということにも言及)、パワープレー開始時の認識合わせ(タイムアウトを取らずにPPに移行して相手に備えの手を打たせない)。

④PPでの攻め方/守り方
→1-2-1と2-2守備の場合の狙い所(前者はコーナー角に入れての戻しorフィニッシュ、後者はライン間に入れての展開。大阪の2点はその形がズバリと嵌る)。
→得点が4-2になってからの配置替え(底でのハンドラーのアルトゥールへのプレスが厳しくなったのを見て、左利きの今井の位置を下げてサポート)

あたりがなかなか興味深かった。

史上最高の日本代表という肩書きでワールドカップの出場権を賭けて挑んだ2016年のAFCで惨敗後、当時の日本代表監督のミゲル・ロドリゴは敗戦の理由を『わからない』で片付け、解任から半年後にタイ代表を率いてワールドカップに出場してベスト16の好成績を達成し、今でも日本でTV出演や、それに合わせての講演/クリニックを行っている。

日本はなんだかんだで世論や人気が重要視される社会で、説明責任の声が挙がらなければ自分の価値が下がる恐れのある敗因分析をする必要もないし、失敗のケジメを取らなくても人気者なら仕事のオファーが来る。

『正しくフットサルをプレーすればiPhone3からiPhone7のような(プレースキルやフットボールIQの)バージョンアップができる』とキャッチーな表現で語ったり、2003年に指揮を執ったディナモ・モスクワ(ロシア。同年にリーグとカップ戦の2冠)以外でトップチームでの監督経験がないのに『世界で5指に入る指導者』と相手監督が語ったりするミゲルのブランディングは正直お見事だったが、タシュケントでの敗戦から1年が経って感じるのは言葉の裏にある中身や責任感のハリボテ感だ。

初の決勝トーナメント進出を果たした2012年のワールドカップ、2012年/2014年のAFC連覇など素晴らしい成果もあったが、つけるべきケジメを付けず、業界の共有財産になるべき敗因の研究を放棄したことはジャンルのトップとしての資質を疑うもので、個人的にはもう日本に絡んでほしくない。

今シーズンからはじまったAbemaTVでのFリーグ中継を担当する名古屋オーシャンズの黄金期を支えた北原亘氏の競技知識とウンチクに富んだ解説が面白いと話題だが、逆説的に言えばそれだけフットサルの見方に関するコンテンツがなく、ナレッジがファンの間で育ってないということでもあると思う。
今回のAFCの敗戦を木暮監督が解説俺でお送りする姿勢は一般層への競技の理解、一線の選手/指導者への生きた経験の共有として非常に立派なものだ。

会場で選手を捕まえたり、クリニックに参加してツーショット写真を撮ってSNSにアップするのもご時世だなと思うが、競技そのものの魅力を伝えるコンテンツも絶対に必要だろうし、世論と人気が先行した(正しくは説明責任を放棄できる時点で世論は存在しない)ハリボテ気味の日本フットサル界がもう一度地力を取り戻すには競技を理解したうえで世論を起こせる目が必要になるはずだ。

ブラジルトリオを中心に沿えた大阪にとって、アジア圏以外の選手1名/自国以外のアジア圏選手1名のみしか登録が認められないAFCでのベスト8敗退は十分予見できたものだろう。

結果は残念だったが戦力に劣るチームで勝機を探り、受ける必要のない公開復習を堂々とこなした木暮監督の姿勢は賞賛されるべきものだ。
今シーズンは同じく強力なブラジルトリオを揃える名古屋との熾烈な一騎打ちになるだろうが、ぜひ来年リベンジを果たしてもらいたい。

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ベトナムフットサルのメッカ。
ホーチミンの中心地からタクシーで2~30分ほどのプートースタジアム。
ベトナム代表選手が多く所属するタイソンナムの試合は4,000人超満員。
ちなみに名古屋で開催されたAFCで最も観客が入った試合はシンセン(中国)との3位決定戦で1,398人

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こちらはタイのバンコクフットサルアリーナ(写真は2016年のタイランド5)。
タイ代表の試合には12,000人の観客が集まりヤンヤの大熱狂。
どちらのスタジアムも雨漏りゾーンがあるのが玉に傷だが、東南アジアのフットサル熱を表現するアイコン的な存在。
18 7月

2017/7/18(火) AFCフットサルクラブ選手権 『観戦のしおり』

アジア各国のリーグ王者が集うAFCクラブフットサル選手権が7/20(木)からベトナムで開催。
今年は7年連続日本代表として出場した名古屋オーシャンズに代わってシュライカー大阪が初出場。

観戦のしおり的に情報をまとめました。

※Youtubeでのライブ配信の見方・準備についてはこちら
http://futsal-philosophy.blog.jp/archives/1066732376.html

◆各種ウェブサイト
・JFA公式(日本語)

・AFC公式

・Wikipediaの2017年大会まとめ
(こちらの方が公式よりも情報が充実)

・Wikipediaの各年のまとめ
(濃厚なAFCクロニクル。素晴らしいっす)

◆大会形式
7/20(木)~7/25(火)まで4チームor3チームで予選のグループリーグを実施。

その後、上位2チームが決勝トーナメント進出し、

27(木)準々決勝
28(金)準決勝
30(日)3位決定戦/決勝

の日程で優勝を争う。

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◆登録選手
外国人選手1名/AFC圏の選手1名が登録可能。
後述するベトナムのタイ・ソン・ナムは今大会のためにムヒタリアン(ブラジル代表でも活躍した切り込み屋)、タイエビ(イラン代表のテクニック抜群のピヴォ)を補強
大阪は昨年リーグ制覇の原動力になったブラジルトリオからアルトゥールをチョイス。

◆過去の戦績
2010年の第1回大会からの7大会でイラン(2010年セパハン/2012年パサン/2015年タシサット)と日本(2011年・2014年・2016年名古屋)が3度優勝で最多。
唯一の例外は名古屋で行われた2013年にタイのチョンブリが優勝。
なお、名古屋は2012年・2013年にも3位、イラン勢は2011年・2013年に準優勝、2014年に3位。

過去7大会で決勝には日本かイランのチームが常に進出しており、この2カ国がアジアの2強であることを示している。

歴代優勝チーム

◆過去の個人成績
AFCの個人表彰はMVPと得点王。

MVPはイランが5度/日本が1度/タイが1度。
得点王はイランが4度/日本が2度/タイが1度。

日本のMVPと得点王はいずれも森岡薫。

イランのスゴイところは過去に5チームが出場し、MVPに3名、得点王に3名が輝いているところでイランがアジアのタレント王国であり、スペイン、ブラジルの世界2強でもできない激しい上位争いが個々のレベルアップに貢献していることを証明している。

得点王とMVP
今回イラン代表のパサンには2011/2012年のMVPのケシャバーズ、2011年に得点王を獲得したハッサンザデー、2012年に得点王、2016年ワールドカップブロンズシュー(MVP序3位)のイスマイルプールが在籍。
パサンは名実ともにイランのドリームチーム。

◆ポッド分け
サッカーと同じくポット1→4の順に各グループに割り当て。
ホスト国がポット1にシード扱いで収まり、他は1大会前の同大会の結果から順番に割り当て。
昨年イランのタシサットが準々決勝で名古屋に敗れたため、今大会は同国のパサンがポット2となり、大阪がとばっちりを受ける形になった。

ポッド1
Vietnam Thai Son Nam (hosts)
Japan Shriker Osaka
Iraq Naft Al-Wasat
Thailand Chonburi Blue Wave

ポッド2
United Arab Emirates Al Dhafrah
Iran Giti Pasand Isfahan
Qatar Al Rayyan
Uzbekistan Almalyk

ポッド3
Australia Vic Vipers
Lebanon Bank of Beirut
China Shenzhen Nanling

ポッド4
Indonesia Vamos Mataram
Kyrgyzstan EREM
Tajikistan Disi Invest


◆グループリーグ考察
Group A
1.Vietnam Thai Son Nam (H)
2.United Arab Emirates Al Dhafrah
3.Australia Vic Vipers
4.Kyrgyzstan EREM
G-A
AFC公式 グループA考察

6月からベトナム代表とベトナム唯一のプロチームのタイソンナムの監督を兼任することになったアジアの宣教師、ミゲル・ロドリゴがホスト国ポッドを活かして好位置につけ、オイルマネーと中東由来のフィジカルを活かして昨年ベスト4に輝いたUAEのアルダフラは日本代表でポルトガルの名門ベンフィカに所属する日本代表の逸見勝利ラファエル、2016年W杯8強のアゼルバイジャン代表のオリベイラ(両名ともブラジルからの帰化選手)を加えてパワーアップ。

順当に考えればこの2チームが2強だが、2016年のAFCで日本代表を6-2と血祭りに上げたキルギスのエレムも日本目線では要注目。
また、オーストラリアサッカー協会は予算を理由にフットサルの代表活動停止を決定しており、昨年のグループリーグで優勝した名古屋を相手に長身選手を揃えて2-2で引き分けた同国のヴィック・ヴァイパーズは意地を見せたい。

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日本、タイ、ベトナムとアジアで確固たる地位を築いたミゲル・ロドリゴ。
小柄ながらハーフに引いての粘り強い守備と鋭いカウンター、強烈なシュートで2016年WCベスト16に輝いた新興国をどう料理するか。
前監督チームのタイ代表ではWCの1ヵ月前に就任からベスト16に進出しており、2度目の短期調整という奇跡のレッスンのお手並み拝見。

Group B
1.Iraq Naft Al-Wasat
2.Qatar Al Rayyan
3.Indonesia Vamos Mataram
4.Tajikistan Disi Invest
G-B
AFC公式 グループB考察

昨年イランのオールラウンダー、タバコリ(MVPを受賞)を助っ人に加えて決勝進出を果たしたイラクのナフィトを中堅国カタールのアルラヤンが追う。

タイ&ベトナムを中心とした東南アジアのフットサル人気を追い風に成長著しいインドネシアのバモスはイランのアベディン、オランダ代表のサイードを獲得。
中央アジア特有の粘り腰でタダではやられそうなタジキスタンのディシもイラン代表のザデー、ブラジル人のブルーノを加え、両チームともポッド4に似つかわしくない存在感。
既存勢力+助っ人外国人の力で2強の1枠を食えるか?

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混戦模様のグループBで実績最上位。昨年準優勝のナフィトを牽引するタバコリ。
日本で大量消費されている『イケメン選手』がいかにどうでもいいか、この濃い顔と懐の深いドリブル、ちらっと覗くボクサーパンツを見ればわかるはずだ。

Group C
1.Japan Shriker Osaka
2.Iran Giti Pasand Isfahan
3.China Shenzhen Nanling
G-C
AFC公式 グループC考察

上位2チームが決勝トーナメントのグループリーグでC・Dグループは3チーム/2戦の短距離走。

現役時代から因縁浅からぬイランオールスターのパサン(2012年優勝/2013年準優勝)、名古屋が2011年を制覇した時のアジウの右腕だったバルチ監督&日本代表でも活躍し、神戸、仙台を率いた比嘉リカルドコーチのシンセン(2013年に名古屋との3位決定戦に敗れてベスト4。なおセンの文字が外字のためカタカナ表記)との巴戦に、選手として2011年にAFCを制した木暮シュライカーが挑む。

勝ち点計算的には実力の劣るシンセン相手に引き分け以上→パサンには得失点差を考えての負けでもOKだが(昨年名古屋は1分1敗(得失点差-2)で決勝トーナメントに進出し優勝している)、リアリストと勝負師の面を見せる木暮監督がグループリーグを調整としてか、立場を変えて再会した知己に差を見せつける場として捉えているか初戦のシンセン戦に注目だ。

個人的には2連勝で決勝トーナメント進出→2016年のAFCで止めを刺されたキルギスのディジーや、前日本代表監督のミゲル率いるタイ・ソン・ナムを蹴散らしての優勝→久しぶりの日本人による日本代表監督就任へ最高のプレゼンテーションになることを期待している。

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1名だけの外国人登録にノミネートされたアルトゥール。
日本では半径2メートルを完全制圧をするアンタッチャブルな存在だが、イランの変則的なドリブル、タイの小気味いいパス&ムーブを封じ込めるか。

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現在進行形のシンデレラストーリーを歩むゴレイロの柿原選手。
Fの舞台では型&面◎/反応○/判断△の印象だが、アジアの強豪相手の初の国際舞台で劣勢の場面をキッチリ締めたい。

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オールラウンダーのヴィニシウス、前線で起点を作るポイントゲッターのチアゴが使えない今大会。
欠けたピースを代役で埋めるか、胸中のプランBを披露するか木暮監督の手腕に注目。

Group D
1.Thailand Chonburi Blue Wave
2.Uzbekistan Almalyk
3.Lebanon Bank of Beirut
G-D
AFC公式 グループD考察(のちほど更新)

クラブ、代表ともイランと並んでアジアの強国に成長したタイのチョンブリと、ロングパンツと跳ねた後ろ髪がトレードマークのGKウマロフ擁するウズベキスタンのアルマリクが一騎打ち。

昨年のAFCではアルマリックと引き分けるも得失点差に泣いたレバノンのベイルートは、2戦トータルでのマネージメントに活路を作る。

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2013年にチョンブリが優勝した際のMVP、アジアを代表するピヴォのスパワットがお隣のベトナムで2度目の制覇と得点王を狙う。

彼の他にもボールキープや動き出しで攻撃のスイッチになるブラジル人フィクソのシャパ(No4)、才気溢れるクリトサダ(No7)、ジラワット(No8)などテクニックとコンビネーション豊かなアタッカーが彩るフットサルは一見の価値あり。

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卓越したベーススキルと個性的なビジュアルで観客席を沸かすアルマリクのウマロフ。
アジアを代表するゴレイロの活躍が決勝トーナメントへの行方を左右する。

16 7月

2017/7/16(日) AFCフットサルクラブ選手権 『Youtubeでのライブ配信の見方・準備について』

AFCクラブフットサル選手権が7/20(木)からベトナムで開催されます。

◆AFC公式

◆Wikipediaの2017年大会まとめ
(こちらの方が公式よりも情報が充実)

◆Wikipediaの各年のまとめ
(濃厚なAFCクロニクル。素晴らしいです)

アジア各国のリーグ王者が集う同大会。
今年は7年連続日本代表として出場した名古屋オーシャンズに代わって、シュライカー大阪が初出場します。

昨年、公式がYoutubeでライブストリーミングをしていたのですが、日本で有料放送をやっていて金銭的な利益を損ねることもないのに、閲覧禁止国の設定になっていて『見るにはどうしたらいいんだよー』と何度か聞かれたので簡単にまとめました。

◆PCから見る場合
以下のURLから『FireFoxブラウザのアドオンを利用する方法』でPCから見るのが手軽です。
Firefoxのアドオン

手順の詳細は、
①Firefoxをインストール
②Firefoxと上記文中のプラグイン(ProxTube-Unlock YouTube)をインストール
add-on

③Firefoxを再起動。
④FirefoxでYouTubeのページ開く
⑤動画が表示されるところにメッセージが出てきますが、メッセージは『プラグインを適応しますか?』という内容なので、メッセージの選択肢のOKとかYesを押す
⑥しばらく待つと動画が再生される

です。

ライブのURLは事前に公開されないので、

A.AFC公式ページhttps://www.youtube.com/channel/UCJD_ajImG_lpeuK6WTvYI0Aをチャンネル登録
B.試合時間の2時間ほど前にYoutubeの検索で『AFC FUTSAL CLUB CHAMPIONSHIP』で検索して当日のライブのURLを確認

あたりを見つけやすくするために適宜準備しておきましょう。


◆スマホから見る場合
『Unblock YouTube』
というアプリを使います。
(端末がAndroidなのでiOS系(iPhone/iPad)は動作は不明です。おそらく大丈夫だと思います)

unblock-youtube

こちらのブラウザでAFCのサイトにアクセス(PCから見る場合の検索方法A.Bを要確認)すればOK。
何度かどのアプリを使うかを聞いてきますが、頑なにこのブラウザを選択です。

のちほどAFCの大会自体の見所もまとめる予定です。

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