2014/5/18(日) 第30回全国フットサル選抜大会 関東予選 前橋体育館
◆準決勝
東京都選抜 2-2 PK 2-4 群馬県選抜
神奈川県選抜 5-1 埼玉県選抜
◆決勝
群馬県選抜 1-1 PK 4-2 神奈川県選抜

昨年の関東大会を制し、全国大会優勝を遂げた東京都選抜。
同じく決勝で東京都選抜を相手に4-3の大接戦を演じた神奈川県選抜。
1都7県の8チームのトーナメントで優勝した1チームのみが全国大会へ出場の全国選抜大会関東予選。
2日間で3試合の過酷なトーナメントを制したのは、大本命東京、本命神奈川の関東2強を準決勝、決勝で破った群馬県選抜だった。

準決勝東京戦では常に先手を取られながらもベテラン勢が粘りに粘り、パワープレーで追いついてのPK戦勝ち抜け。
決勝神奈川戦では浮き足立つ若手を疲労の残るベテラン勢が上手くサポートし、最後はパワープレーで追いつかれるも2戦連続でPK戦を制す。

ベンチに戻る際にチームメイトのプレイに注文を入れる群馬県選抜の面々。
自分が何をしたいのか。
相手が何をしたいのか。
結果を出すためにできることはシンプルで、お互いを理解するためには自信を持って本音でぶつかるしかない。
各自が主張を続けた前後半の40分が終わり、PK戦のキッカーを決める際には予想に反してアッサリと順番が決まった。
試合中にどんなに言い合ってもプレッシャーのかかるPK戦でどういう振舞いができる人間かはシッカリと分かっている。
そういうものが信頼なんだろう。

今日登場した4チームの中で最も喜怒哀楽がハッキリしていた群馬県選抜。
準決勝、決勝をPK戦で制して大人気なくはしゃぐ大ベテランたち。
選抜大会でベンチで言い合うほど勝ちたがりが集まったチームが結果を出すことを大金星とは言わない。

会場で見かけて『おおっ!!』と小躍りするビックネームを揃え、試合を見てさらに『おおっ!!!!』と歓声を挙げる。
全国大会の舞台になる岡山でもそんなファンはきっと沢山いるはずだ。

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