2014/12/7(日) Fリーグ 第24節 墨田区総合体育館
フウガドールすみだ 1 - 1 エスポラーダ北海道

毎年印象的な若手を次々とFリーグにデビューさせるエスポラーダ北海道とフウガドールすみだ。

ベテランが場を盛り上げ、若手が生き生きと躍動し、勝っても負けても爽やかな余韻を残す似た物同士な両チームの対戦は、ミドルシュート、1VS1、セグンド対応と好プレーを連発した関口選手と揚石選手のゴレイロの魅せ合いもあり1-1のドローになった。

今年のAFCフットサル選手権決勝でイランを相手に素晴らしい活躍を見せ、PK戦勝利の立役者になった関口選手。
シュートストップだけでなく、前に出る判断、足元の落ち着きと現代型ゴレイロのスキルをこれでもかと披露し、最終盤のカウンター合戦ではビックセーブの度に感情を剥き出しにしたシャウトとガッツポーズを響かせた。

テレビに出ているアイドルを観ても『カワイイ』より『若さが羨ましい・・・』という『なんだかなー』な感想を持つようになってしまった、頭髪の量や、視力の衰えが気になる残念なオッサンルートにドップリ嵌りつつある私としては、23歳の若者の爽やかで溌剌としたプレーに刺激を受けつつも目の前が曇る思いだった(な、泣いてないですよ!!)。

1年にひとつ年を取るのは絶対で、どんなに強がったって衰えからは逃れられないし、引退の時は来る。
それでも好きなら諦めたくないし、目標があるなら意地でもしがみついていたい。
 
世代交代は当たり前の事だけれど、自分の衰えや、若さにコンプレックスを感じるのではなく、何もかもが新鮮だったころの自分を重ねて、自分の刺激にして、自分が好きなことに対する想いの寿命を伸ばせればいいんじゃないか。
そんな風に少しずつ考え方を変えられたら、年を取ることもきっと心地良いのだろう。

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