2015/5/31(日) 第31回全国選抜フットサル大会 関東予選 準決勝・決勝 水海道総合体育館
◆準決勝
東京都選抜 3-2 埼玉県選抜
神奈川県選抜 4-2 千葉県選抜
◆決勝
東京都選抜 3-2 神奈川県選抜
勝てば全国大会の出場権獲得。
神奈川県選抜と千葉県選抜の準決勝は立ち上がりに脆い千葉県選抜の急所を突いて神奈川県選抜が先制し、2-0のリードで試合が進む。
前半17分。
フットサルという枠を越え、試合中に発生した救急救命の事例としてTV、新聞等の一般メディアにも取り上げられた千葉県選抜の田中選手と神奈川県選抜の上村選手が同じフロアに立った。
◆試合中のシュートで心臓停止・・・。九死に一生を得た関東リーガー
http://www.futsaledge.jp/archives/5179
フットサルは間口の広いスポーツだ。
50歳以上限定の大会もあれば、男女混合でコートに女子が1人以上いること、などフェアに楽しむための工夫が沢山ある。
ワイワイボールを追ってもいいし、シリアスにワンプレーに熱くなるでもいい。
2002年の日韓ワールドカップ以降、フットサルコートは爆発的に増え、全国各地、至るところにあるコートでフットサルを一度でもやったことのある人はきっと沢山いるはずだ。
今回の事例はあくまで偶発的な事故であり、どちらに過失があったわけではない。
相手のシュートを体でブロックに行く。
シュートを打った攻撃側はもとより、ブロックした守備側から気合の雄叫びが挙がったりする、攻守が一体で相手との距離が近いフットサルの魅力が詰まったプレイだ。
キレのあるプレーを連発し、今日の2点目を挙げている神奈川県選抜の細谷選手が左サイドで前を向いてボールを持つ。
田中選手が応対するも、細かい左右の切り返しで左足のシュートコースを空けられたところでの対角への見事な一振りでスコアは3-0となり、試合の大勢は決まった。
試合終了後、2失点に絡んだ田中選手はうなだれ、前半の短い時間のみの出場になった上村選手は勝利を喜ぶも不完全燃焼そうな表情を浮かべる。
上手くいくこともいかないこともある。
そんな当たり前もフットサルの魅力のひとつだ。
これからも試合は続き、若い彼らには沢山の挑戦と可能性が待っている。
これからも試合は続き、若い彼らには沢山の挑戦と可能性が待っている。
フットサルは決して危険なスポーツではない。
ワンプレーに熱くなり、一喜一憂し、喜怒哀楽を揺さぶる。
今日、ふたりのマッチアップはなかったけれど、いつかそんな当たり前の魅力を、彼らふたりが表現してくれることを楽しみにしています。
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