2014/08/30(土) 第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会 準々決勝・準決勝 大田区総合体育館
◆準々決勝
名古屋オーシャンズU-18 7 - 1 作陽高校
野洲高校 2-1 クラーク記念国際高校
◆準決勝
名古屋オーシャンズU-18 4 - 2 野洲高校

日本唯一のプロフットサルチーム、名古屋オーシャンズのユースチームが、日本初となる全国規模のユース大会の初代王者へあと一勝に迫った。

17歳ながら十分な体躯で自陣にどっしりと構え、機を見て前線にも顔を出すNo5.キャプテン北野選手の風格に驚き、172cm54kgの痩身を駆ってピッチの損益分岐点を抑えるNo6.水谷選手はかつてトップチームに在籍していた上澤選手を彷彿とさせた。

J2、J3、社会人とパイは限られるものの、各自が能力、プライオリティを選択できるサッカーと違い、プロへの道が限られているフットサルで生活と競技の両立は避けて通れない。

社会人になるけどフットサルを続けるか。

漠然とした不安にいつか答えを出さなければならない中で、名古屋オーシャンズU-18の彼らだけが
『ここで頑張ることがプロに繋がる』
というシンプルで超強力な答えを持っている。

1チームが保持するには破格のオーシャンアリーナ。
圧倒的な競技力で繋げてきたFリーグ7連覇。
プロとしての報酬。

日本唯一の環境で結果を出し続けるトップチームをすぐ側で見ることで、プロになるための、プロであるための自分の存在証明が何なのかをまだあどけない顔を残す彼らは学んでいる。

明確な目標が可能性を伸ばす。
自分の夢を果たすためにすべきことを現実的な距離感で理解しているのはきっと彼らだけだ。

日本フットサル界の宝箱、名古屋オーシャンズU-18。
サッカーよりフットサルを選び、作陽高校、野洲高校と全国的なサッカー強豪校を一蹴した彼らには、決勝でもこの試合の先にあるものを見せつけるような圧勝を期待している。

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