2013/5/25(土) 第29回全国選抜フットサル大会 関東予選 準決勝・決勝
立川市泉市民体育館
◆準決勝
東京都選抜 2-1 千葉県選抜
茨城県選抜 0-7 神奈川県選抜
◆決勝
東京都選抜 4-3 神奈川県選抜
関東のフットサルをリードする東京と神奈川が決勝で激突。
底から繋ぎ、詰まったら大きく蹴る柔軟性も持った東京。
前プレ&ショートカウンターと底抜けの明るさで押す神奈川。
往々にして実現しなかった鉄板カードの決勝戦は、試合順序の関係で準決勝からの休憩時間が2時間少ない神奈川がリードする展開。
ベンチを含めひとりひとりが声を出し、疲労を感じさせないプレスとボールを取ったらボールホルダーを両側から追い越す3人速攻をひたすら繰り返す。
前半を1点リードで折り返し、後半36分に田口選手の閃きで勝ち越すも、最後は進境著しい中村選手、岡山選手のFUGA若手コンビの連続ゴールに敗れたが、トコトン走って、攻めも守りも躊躇わずにスライにいける神奈川以外では無名の選手達の一丸とした清々しさは見事だった。
好敵手という言葉が示すとおり、敵は自分の理解者だったりする。
勝っても負けてもしれっとしたリアクションだったりする選抜大会だが、心底悔しがる神奈川選抜と、満足げな笑顔が咲く東京選抜。
今年は関東から全国大会に進めるのが1チームだけなのがなんとも残念だが、この2チームがここに懸けてたものの大きさが見れてなんとも嬉しかった。