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Futsal Philosophy (フットサル・フィロソフィー)

2015年12月

27 12月

2015/12/27(日) 関東1部 第18節 駒沢体育館 『ファインダーの先に』

2015/12/27(日) 関東1部 第18節 駒沢体育館
ファイルフォックス府中 1 - 3 カフリンガ東久留米
FCmm 6 - 2 柏トーア'82
ブラックショーツ 1 - 5 リガーレ東京
ゾット早稲田 4 - 1 バルドラール浦安セグンド

勝点31のリガーレが首位、勝点28でゾットが追う形で最終節を迎えることになった関東一部。
(第3試合のリガーレが引き分け以上で優勝。リガーレが負けて最終試合のゾットが勝利の場合のみゾットが優勝)

駒沢競技場にギッシリと埋まったリガーレのサポーターが見守る中、開始33秒で守備職人の高橋選手の意表をついた左足シュートがズドンと決まってリガーレが先制。
その3分後、156cmの小山選手が綺麗に抜け出して追加点を上げるも、ブラックショーツが波状攻撃でゴチャゴチャにしたゴール前を木村選手がブチ抜いてすぐさま1-2と追いすがる。

前半から出入りの多い展開に肝を冷やしたものの、ここからリガーレがベテランの味を発揮し、相手が自陣深い位置からのリスタートの場合はプレス、ラインを破られた時はリトリートと自分達の仕事に集中する。
その後はメリハリの効いたソリッドなディフェンスでブラックショーツの得点を許さず、後半21分にはドリブルでリガーレのオフェンスにアクセントをつける麻賀選手が蹴りこんで1-3。
後半34分からのブラックショーツのパワープレーを松浦選手、岡野選手が返し、1-5の完勝で嬉しい初優勝を決めてみせた。

爆発的なスピードと強シュートの馬場選手(柏)、卓越したベーススキルでアーティスティックなプレーをピッチに描く米谷選手(ゾット)というふたりのエースに隠れがちだが、今シーズンコンスタントに得点を取り、リガーレの初優勝に貢献した岡野選手に触れたい。

昨シーズン湘南に移籍し、Fリーグに挑戦した岡野選手。
出場時間に恵まれていたとは言えないが、関東1部に復帰して得点王を獲得した今期はゴレイロが反応できずに決まる、あるいは後ろ向きに倒れて決まるゴールが散見された。
ゴレイロがシュートに備える前に打つシュートレンジの広がり、タイミングを合わさせない振り足のスピードなど、Fリーグの経験で得た、関東リーグの標準より早い仕掛けと、フィジカルの向上が相手ゴレイロを半拍出し抜くゴールに繋がっている。
馬場選手や米谷選手のような派手さはないが、前線でポイントを作り、自分の武器を考え、活かし、チームを勝利に導くゴールを堅実に重ねる姿はお見事だった。

優勝の胴上げを見守るスタンドでは選手の親御さんや、選手が教えるスクールの生徒、純粋にチームが大好きなサポーターが喜びの声を上げる。
Fリーグを含めてどのチームよりも地域密着で、よい距離感のスタンドが一体になって喜びの輪を作る光景はとても美しい。

ふと近くの席を見渡すと、いつも会場で見かける選手の親御さんと見られる方が嬉しそうに写真を撮っている。
30歳を過ぎて息子がスポーツのトップカテゴリーで優勝を決める姿を見るのはどんな気持ちだろう。

メジャー、マイナーに関わらず、選手の一番のファンは家族ではないだろうか。
 
年末年始、親子であの試合のあの場面はどうだったを肴に飲むお酒はとても美味しそうだし、そんなコミュニケーションが出来るのは頑張り続けた選手と、見守り続けた家族の特権だ。
仲間と優勝を喜ぶ姿と、嬉しそうにファインダーを覗く姿。
そんな親子関係を築いている彼らがなんだかとても羨ましいし、心から拍手を送りたい。

◆最終順位
リガーレ東京(優勝/地域CL出場)
ゾット早稲田(地域CL出場)
コロナFC/権田
柏トーア’82
カフリンガ東久留米
FCmm
ブラックショーツ
ファイルフォックス府中(1部2部入替戦)
バルドラール浦安セグンド(2部自動降格)

◆ベストファイブ
GK
柴田 健司(リガーレ東京)
FP
岡野 健(リガーレ東京)
馬場 和也(柏トーア'82)
米谷 悟(ゾット早稲田)
山村 和士(コロナFC/権田)

◆得点王
岡野 健(リガーレ東京)

◆最優秀監督賞
奈須 隆康(柏トーア'82)

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広々とした駒沢オリンピック公園内にある、駒沢体育館。
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試合前、スタンドの歓声に応えるNo10松浦選手
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試合前の円陣
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22点で得点王を獲得したNo9岡野選手。
今日は前線でタメを作って味方を助けるプレーが光った
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先制ゴールを上げたNo11高橋選手。
高い守備力でリガーレの優勝に大きく貢献した選手の1人。
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2点目を上げたNo12小山選手。
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チームを引っ張ったNo10松浦選手、No4碓井選手、No7西野選手兼監督。
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前半の試合中、ハーフタイムで指示を送る西野選手兼監督。
今シーズンはこまめにゲームプランを指示する場面が目立った。
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以下、試合最終盤の岡野選手のパワープレー返しから勝利後。
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以下、表彰式でのキャプテン碓井選手の挨拶から記念写真
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19 12月

2015/12/19(土) 関東1部 第17節 東久留米スポーツセンター 『笑顔の皺』

2015/12/19(土) 関東1部 第17節 東久留米スポーツセンター
ブラックショーツ 5 - 3 ファイルフォックス府中
コロナFC/権田 8 - 7 バルドラール浦安セグンド
柏トーア'82 0 - 4 リガーレ東京
カフリンガ東久留米 3 - 0 FCmm

エースの馬場選手を擁して首位争いをリードしていた柏が徐々に失速。
終盤に連勝を重ねたゾット早稲田が猛追するも、手堅く勝点を積み重ねてきたリガーレ東京が残り2節の最終盤で首位に立ち、柏とリガーレが直接対決を迎えた。

今期の関東リーグMVP級の活躍を見せる柏の馬場選手が襲い掛かるも、しぶとくリガーレが食い下がる鍔迫り合いが続いた前半12分。
馬場選手が入る柏の1stセットをリガーレが守備重視のセットで凌ぐと、この試合初めて選手兼監督、36歳のベテランの西野選手がセットに入って登場する。

注意深く相手を押し込んで得た左サイドからのコーナーキックのボールをセットする西野選手。
正確な左足を持つ碓井選手、曲者の麻賀選手を囮にした正確なファーへのロブを、右外で待ち構えていた岡野選手が右足でドンピシャなボレーで捉えて前半15分にリガーレが先制する。

その2分後、同点を狙う柏が3rdセットで押し込み、中央から放ったシュートを西野選手と同年齢の松浦選手がスライディングでブロックする。
そのこぼれ玉が再び松浦選手の側の柏の選手に渡ると、今度は胸からコースに飛び込んでシュートを跳ね返した。

尋常でなく気合が入ったプレイに観客席から喝采が上がる中、勢いが殺されたボールをリガーレがピックアップしてカウンターに持ち込む。
第2PKスポット付近で柏がカウンターの先頭を抑えるも、両手で体を起こし、最後方からよろよろと何かにとりつかれたようにフロアの中央を駆け上がった松浦選手にパスが入る。
 
息が切れ、肩が揺れ、顎が上がる中、無理矢理に上半身を被せて右足を振り抜くとボールは柏のゴールに突き刺ささり、36歳のベテランが演じた一連のハッスルプレーに場内は一気に盛り上がった。

0-2で迎えた後半22分。

緩急と変則的なリズムを利かせたドリブルでアクセントをつける麻賀選手がカウンターからゴレイロとの1対1を迎え、右サイドから右足で打つと見せかけて右足裏での中への切り替えすシュートフェイントで相手のバランスを崩し、そのまま左足で綺麗に決めて0-3と突き放すと柏がパワープレーを開始する。

ウォーミングアップから優勝争いの心地いい緊張感とテンションでゲームに入った両チームだったが、勢いのある柏の若手をリガーレのベテラン達が上手くいなし、勝負所で西野選手、松浦選手と勝負の際を知るベテランがゲームを動かすキッカケを作り、岡野選手、麻賀選手といった今期関東一部でブレイクした若者達がゴールを決める。

最大瞬間風速、物量には柏に分があったであろう一戦で、西野選手兼監督をはじめ、おそらく相当に柏を研究していたであろうリガーレ。
パワープレーでも小刻みに選手を入れ替え、岡野選手が再びコーナーキックからダメ押し点を加えて0-4で柏を完封した。

3チームが権利を持っていた優勝争いから柏が脱落し、勝点31のリガーレが首位、勝点28でゾットが追う形で最終節を迎えることになった関東一部。
(リガーレが引き分け以上で優勝。リガーレが負けてゾットが勝利の場合のみゾットが優勝)
同日に関東二部ではデルミリオーレクラウド群馬が優勝して関東一部昇格を決め、10月~11月は元日本代表の難波田選手の闘魂が全日本東京都予選で快進撃を見せるなど、今年はベテランの活躍がとにかく目立つ。

基本給も出場給も勝利給もないフットサルで不惑を目前に控えた彼らが必死になる必要はどこにもない。
きっとただただフットサルが好きなだけであり、仕事、家庭との両立に苦心しながらも、自分自身が意地になり、本気になれる場所を探し、純粋にやりがいや達成感を必要としているのだろう。
そんな彼らの一生懸命や必死さを見るのはとても楽しく、なによりも励みになる。

今年の秋口、日本のフットサルのトップリーグであるFリーグではイケメンコンテストというものが開催されて話題になった。
私自身、若く美しい女性を魅力的に思うことを否定はしないし、イケメンを多く揃えるFリーグで女性に向けてキャッチーなプロモーションをすること自体は大いに結構なことだと思うが、選手やスポーツそのものに価値があるのではなく、ひとりひとりがフットサルを通して何を表現しているかに価値があるはずで、その本質を忘れないでほしいと思う。

柔和な容姿を崩しての必死のスライディング2連発から、ヘロヘロになりながらのゴールを上げた一連の松浦選手のプレーを思い出す。
なぜフットサルに賭けるかを最もよく表した、最高にカッコいいシーンだったのではないだろうか。
 
勝てば優勝が決まる最終節。
これまでチームの消滅、入替戦の敗退と決して順風満帆ではなかったベテラン達が浮かべる笑顔の皺は、きっと若いイケメンたちに劣らず輝いていることだろう。

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ウォーミングアップ開始前のリガーレ東京のルーティーン
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リガーレ東京(緑)。柏(黄)
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2得点のNo9岡野選手と、1得点のNo18麻賀選手。
これまで攻め手の乏しかったリガーレの攻撃をリードし、岡部選手は21得点と得点王争いトップの活躍。
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抜群のスピードと強力な右足シュート、パワープレーではゴレイロを務めるなど、今シーズンMVP級の活躍を見せる、柏No19馬場選手。今日はリガーレの対策が光りました。
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締まった好ゲームを演出した両守護神。
リガーレのゴレイロNo53柴田選手と、柏No20半田選手。
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No7西野選手兼監督。
先制点が生まれたコーナーキックの場面
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気合の追加点を上げたNo10松浦選手。
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守備で貢献したNo11高橋選手と、要所を締めたNo4碓井選手。
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首位対決の天王山で出番を待つ21歳の期待の若手、No30関口選手。
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試合中の両チームのベンチ。
積極的にコミュニケーションを取る場面が目立ちました。
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麻賀選手の3点目の場面
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終盤の両指揮官。
柏の奈須監督とリガーレの西野選手兼監督。
13 12月

2015/12/13(日) 関東2部 第11節 東金アリーナ 『30代と20代の首位攻防戦』

2015/12/13(日) 関東2部 第11節 東金アリーナ
アルティスタ埼玉 2 - 2 MORANGO栃木
NOVO MENTE 3 - 3 PSTCロンドリーナ
malva ibaraki fc 1 - 2 フュンフシュピーラー山梨
デルミリオーレクラウド群馬 3 - 1 O-PA
FUTURO 8 - 3 Iwatsuki Futsal Club/tzk

優勝自動昇格、準優勝入替戦の権利を巡り、毎年2~3チームで激しい優勝争いとなる関東2部。

勝てば優勝の首位O-PAと、勝てば2試合を残して優勝マジック1と逆王手になる2位のデルミリオーレが直接対決。
(試合消化数に差があり、本戦を含めてO-PAは勝点23で残り2試合。デルミリオーレは勝点20で残り3試合。同勝点の場合は直接対戦の戦績を優先)

素早い攻守の切替を活かした速攻を武器に得点を重ね、林選手、斉藤選手、奥橋選手といった20代のイキのいい若者達が得点ランク上位に名を連ねるO-PA。
リトリートした硬い守備から船山選手、チーニョ選手といったサイズのある選手にボールを預け、ジオゴ選手、チアゴ選手らがミドルシュートを狙う30代が大半を占めるデルミリオーレ。

両チームとも覇気のあるウォーミングアップと円陣から入った試合は前半5分前後にお互いがセットチェンジとなり、名古屋オーシャンズの前身、大洋薬品でも活躍したチームの中核、チアゴ選手がフロアに入る。
右膝には大きくテーピングが巻かれ、相手のボールにチャージした瞬間、185cm/80kgの巨体が不自然に揺らめく。
巨躯を駆ってヌルヌルとゴール前に進撃し、強烈なミドルシュートをブチ込む姿はそこにはなく、右膝をかばって左足でスキップするように動く様はとても首位攻防戦で通用するコンディションとは思えなかった。

前半7分。
底で受けたデルミリオーレの永宮選手が左サイドで構えるチアゴ選手にボールを出そうとした瞬間、一瞬判断が遅れ、目敏くプレスに入った林選手に奪われてO-PAが先制点を上げる。
観客席から見た限りでは、プレスのスピードとチアゴ選手のコンディションを考えればもう少し距離が離れていないとパスを出せないという永宮選手の考えと、この距離でもボールが入ればキープできるというチアゴ選手のプレービジョンの相違で生まれてしまった失点だったが、コンディションの悪い選手を起用した弊害を看過すれば穴はより広がるのではと思った。

そんな思いとは裏腹に、前半10分でベンチに下がった後、Fリーグでも活躍したチーニョ選手、若手の小林選手、永宮選手に脇を固められて、前半14分に再びチアゴ選手が登場する。
どうなることかと見守る中、後方でボールを受けたチアゴ選手が相手の背後に絶妙のスルーパスを通すと、チーニョ選手が矢のようなシュートパスをファーに送り、小林選手が突っ込んで同点に追いつき、首位攻防戦は1-1で前半が終わった。

後半。
 
引いて守るデルミリオーレをO-PAが押し込む。
得意のプレス、ショートカウンターではなく、相手ディフェンスの間に入ってボールを受けては散らし、後半10分までひたすらにボールを保持して試合を進め惜しいシーンを何度も作る。
O-PAの猛攻に対し防戦一方だったデルミリオーレだが、ベテラン勢が要所を抑えてゴールを割らせずに凌ぐと、ここで決めようと焦りが見えはじめたO-PAに対し、後半10分過ぎからカウンターで切り返す。
 
前述のチアゴ選手もドリブルで仕掛けてきた相手選手との1対1を右足でカットしカウンターの基点になるなど、気力と体力が必要になる磨り減るような神経戦はベテラン勢が集中力を発揮しだした終盤からデルミリオーレが徐々に優勢となった。

デルミリオーレが押し込む時間の増えた後半16分。
相手ディフェンスが引きすぎた隙を見逃さず、キックインから選手兼監督のジオゴが右足でズドンと突き刺して2-1と逆転し、続く後半18分にはミドルシュートのこぼれ玉をチアゴ選手がボレーで決めて3-1と突き放した。

勝利を確信し雄叫びを挙げるチアゴ選手にジオゴ選手が抱きつくも、チアゴ選手は右膝の踏ん張りが利かずにフロアに倒れこむ。
その上に選手が重なり、たっぷり喜んだ後、ひとりでは起き上がれなくなったヒーローはチームメートの小林選手に肩を担がれ、そのままお役御免となった。
 
試合はその後のO-PAのパワープレーを凌いだデルミリオーレが3-1で勝利したが、全4得点がチアゴ選手が出場するセットで生まれており、結果的に試合を動かす大駒であり、勝負ドコロを知る彼を信じて起用したことが勝負を分ける鍵になった。

昨年は7度目の挑戦にして関東2部に昇格し、群馬県選抜の中核として全国選抜で優勝。
関東2部準優勝で挑んだ入替戦では涙を呑んだものの、一気に勝運を引き寄せた感のあるデルミリオーレ。

2-1からベンチも肩を組んで試合を見守り、勝利の瞬間、優勝したかのように爆発的に喜ぶ。
平均年齢がゆうに30歳を越す選手が大半を占めるこのチームが、一回り下のマッチアップがあったりもする20代の若者を相手に磨り減るような神経戦をする必要はどこにもない。
それでもいい大人たちが好きなことをホンキで頑張って、結果を出して喜んでる姿を見るのはとても気持ちがいい。

個性派が揃うチームなだけに関東1部の各チームとのマッチアップは非常に面白くなるだろうが、回り道を経験したチームだけにここからのあと1勝が難しいこともよく知っているだろう。
敗れたO-PAも代名詞の速攻だけでなく、トレンドを抑えた遅攻にも光るものを持つ洗練されたチームなので今後が非常に楽しみだ。

残り2節となった関東2部。
例年この時期のこのリーグは優勝、降格を賭けるチームの対戦が重なり面白いゲームが続く。
名前の知らない好選手の登場に驚くことも度々あり、アクセスの良いアリーナでの試合が多くないのが少々残念だが、今年、または来年、ゼヒ一度足を運んでみてほしい。

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JR東金駅から徒歩30分ほど、田園地帯からポッと出てくる東金アリーナ。
東京近郊の方は東京駅/浜松町駅から出ている高速バスがオススメです。
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試合前から入場の場面。
両チームとも大一番でのテンションの高さが目立ちました。
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O-PAのゴレイロ、No3田中選手。
シュートストップだけでなく、終盤のパワープレーではそのまま上がってクインテットに入る足技を見せる個性的なゴレイロ
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ほぼ出づっぱりで攻守に別格の動きを見せるFリーグの花巻、大分で活躍したNo13チーニョ。
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花巻で活躍したNo1江口選手。安定したセーブが光りました。
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大柄で前に強い選手が多いデルミリオーレで、スピードとドリブルでアクセントをつけるNo12関口選手。
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花巻、湘南で活躍した選手兼監督のNo3岡田サントスジオゴ。
抜け目無く決めた逆転のミドルシュートはお見事。
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チームの代表であるNo9小林選手(左)と、ケガを押しての活躍でチームの勝利を手繰り寄せたNo5山崎チアゴ(右)
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O-PAの円陣。
20代の若手で構成され、攻守に現代的なフットサルを見せる非常に面白いチーム。
今日は苦杯を喫しましたが、今後に期待大です。
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試合終盤。肩を組んで試合を見つめるデルミリオーレベンチ。 
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前後半の立ち上がりに失点したものの、それ以外は攻守に整理された戦術を披露したアルティスタ。
1stセットで光った動きを見せたNo20竹井選手とNo22安川選手。
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過去に関東2部の得点王にも輝いたMORANGO栃木のエース、No11の山崎知選手。
残留の懸かったアルティスタ戦では右サイドからの仕掛けで見せ場を作った。
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若干18歳で日本代表にも選出されたロンドリーナのNo7植松選手。
2日前にトップチームの湘南でFリーグを戦い、今日は抜群のゴール前の落ち着きでゴレイロを寝かせて2ゴール。
能力は問題ないだけに不必要なラフプレーが気になるところ。
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同じく19歳でFリーグのベンチに入るロンドリーナのゴレイロ、No12上原選手。
冷静なシュートストップと持ち上がってのシュートが持ち味。
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昨年の2部降格から苦戦が続くNOVO MENTEのエース、No10次田選手。
サイズを活かしたキープ、柔らかい足技と昨年降格チームながら関東1部のベストファイブを受賞した実力は健在。
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マルバを相手に参入戦に望みを繋げる勝利を挙げたフュンフ。
テクニシャン揃いのチームを引っ張る渡辺兄弟。
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2009年すみだに在籍し、名古屋を降した全日本優勝の立役者のひとり、No1石井選手。
卓越した足技でマルバのゴールを守る。
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首位攻防戦を含み、的確な解説で会場を沸かせた名MC。
Fを含めて抜群のレベルでした。今後ともゼヒ続けてほしいです。

 
5 12月

2015/12/5(土) Fチャレンジリーグ 第6節 柏市中央体育館 『憧れのカテゴリー』

2015/12/5(土) Fチャレンジリーグ 第6節 柏市中央体育館
柏トーア'82 3 - 2 徳島ラパス

首位広島を2位徳島が追う、Fリーグ準加盟4チーム2回戦で争われるFチャレンジリーグも最終盤。

9人で小刻みに選手を交代させる徳島はフロアで攻守を指揮する武田選手が出ずっぱりで試合を締め、12人でオプションを使いつつ2セットで回す柏は関東リーグを代表するエースの馬場選手が2倍速のスピードで詰める。

試合は前半1分に馬場選手が先制して柏が1点リードで前半を終えるも、徳島がスタミナの消費を避けた遅攻の展開に柏を巻き込み、後半4分に武田選手がPKを沈めて同点とし、同9分には機を見て前に出てプレスに入った武田選手が底でボールを奪取して蹴り込み1-2と逆転する。

ホームの柏にとって嫌な雰囲気が漂う中での後半12分のコーナーキック。
左コーナーからの浮き玉をエースの馬場選手がアウトにかけた右足ボレーをズドンと突き刺して同点とすると会場は一気に沸き、余勢を駆った14分に若林選手が勝ち越しゴールを上げて試合は3-2でホームの柏が勝利。
この敗戦で2位の徳島が広島を上回れないことが確定し、広島の優勝が決まった。

2012年から始まったFチャレンジリーグ(2014年までの名称は準会員リーグ)。
最大で1部16チームまで拡大することを目標とし、経営、財務、運営状況や、ホームタウン、自治体の支援があることなどFリーグが要求するハードの水準をクリアた上で、ソフトである競技力も備えていることをプレゼンテーションし、正会員に昇格することがこのリーグのお題目だが、2014年に地域リーグの枠を越えたハードとソフトを備えたすみだ、東日本大震災の影響もあり2012年に解散した花巻の残滓を継ぐ仙台が正会員に昇格した後はいまいちゴールがはっきりせず、Fリーグから何年に何チーム増枠するといった明確なリリースもなく、準会員のチームからもガツガツした上がりたがりの雰囲気も感じない。

現状、Fリーグはプロリーグではなく、年間33試合の有料観客試合を行うための金策や営業に苦慮しているのが実情だと思う。
おそらくFリーグに昇格した場合は、フットサル以外のフットサルのための時間的な拘束や負荷が膨大に増えるはずで、そのリーグに本気で上がりたいかというのはチーム内でも意見が分かれるところだろうし、実際にFリーグ昇格決定後にチームを離れる選手も散見される。

Fリーグが競技フットサルにとっての夢の舞台で、夢を叶えるためにはコストがかかるというのは理解できる。
ただ、惜しむらくはリーグから提示されるべき昇格の条件や時期が明確ではなく、それが原因かはわからないが、昇格を目指しているはずの準会員の各チームの熱量も、新チームを加えることをリーグが明言し2014年に昇格を果たしたすみだ、仙台が血眼になっていた時期と比べてかなり温度差があることだ。

前出の馬場選手がリカルジーニョを彷彿させる2倍速のドリブルで名古屋ディフェンスをブチ抜いてニアハイに蹴り込む光景を想像し、試合中、給水のために1、2度ベンチに下がる以外は出ずっぱりでゲームの損益分岐点を抑える武田選手を見て、名古屋、府中、日本代表で活躍した上澤選手を思い出した。
 
どちらも機会があればぜひFリーグで見てみたいが、親会社を持たない自立生産型のクラブ運営で、実質アマチュアの選手、スタッフは仕事を続けつつ7ヶ月で33試合のリーグ戦を戦うのは相当なハードルだろうし、その負荷をリアルに想像しつつ、Fチャレンジリーグと普段所属している地域リーグの活動をこなすリソースを備えるのは至難の業だ。
(今期のFチャレンジリーグのホームチームの戦績は4勝1敗1分(白山、徳島がホームゲームを2試合を残している状態での戦績)で大幅にホームチームが勝ち越しているが、そのうちの何試合かはアウェーチームが前後の試合日程や移動の負荷を考えて実力の落ちるメンバー構成で臨んでいた試合もあった)

今年はFリーグのセントラル開催の観客数の少なさが目立った。
ここ最近のFリーグの日程は、締め切りに合わせて強引に試合を詰め込んだテイストが強く、1試合ごとの集客営業を打つ時間は十分でないのが如実に現れていたのではと思う。

個人的な意見だが、Fリーグはホーム&アウェーの2回戦にし、空いた時間を使って今年は結局組まれなかった日本代表の有料開催試合を増やしてほしい。
 
日本では『日本代表』というネームバリューやブランド力は非常に高く、録画ではあったものの日本代表戦の試合は過去にも度々地上派で放送されている。
就任7年目を迎えた現代表監督のミゲル・ロドリゴの指導力に疑いはなく、キチンとした対戦相手を用意できれば試合数減による競技力のダウンは避けられるはずで、テレビから流れる強く魅力的な日本代表からの競技力、観客数、人気といったポジティブなシャワー効果は間違いなくあるはずだ。

2014年以降、いまいちテーマが見えにくくなってしまっているFチャレンジリーグだが、本編の充実度が投影される舞台であってほしいし、勝敗と合わせて今年はどこが昇格するんだろうとワクワクして見れるリーグであってほしい。
近年目新しさを演出できず、なんとなく続いている感のあるFリーグや、今年1年で一般露出がほとんどなくなってしまった日本代表が憧れのカテゴリーでいられるかがフットサル界の未来を大きく担っている。

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JR北柏駅から徒歩15分ほどの柏市中央体育館。
奥の壁にFリーグのフラッグが掲出されています。
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右足裏トラップから、右アウトで素晴らしいパスを出す徳島の佐賀監督。
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今期選手としても復帰した柏の奈須監督。この試合では監督に専念。
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徳島(青)と柏(黄)
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2ゴールのNo19馬場選手と、決勝ゴールを上げたNo8若林選手
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前後半の40分間ほぼフロアに立ち続け、出足の良いカットで攻守に貢献したNo8武田選手。
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好守で締まった好ゲームを演出した徳島のゴレイロ、No18吉田選手
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高い個人技で徳島の攻撃をリードしたNo10祖地選手。DSCN5374
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地元柏。レイソルダンサーズのハーフタイムイベント。
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武田選手が決めた徳島のPKの場面
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試合の鍵を握った4人。
徳島は結果的に敗れたものの、関東1部で首位を走る柏に対し、少ないメンバーで相手の急のリズムに乗らないゲームプランニングが光りました。
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