2016/5/28(土) 関東1部 郷土の森府中市立総合体育館
FCmm 1-4 ブラックショーツ
ゾット早稲田 3-2 コロナFC/権田
柏トーア'82 8-1 カフリンガ東久留米
ファイルフォックス府中 6-2 デルミリオーレクラウド群馬
関東1部フットサルリーグが開幕。
先週の全国選抜フットサル大会関東予選で圧倒的な存在感を見せた柏の馬場選手が今日も4ゴールと絶好調で、静から動への爆発的な加速、相手の動きを観察して先を制す足技、見た目からは想像もつかない強シュートと、Fリーグ在籍時のリカルジーニョのような別格のクオリティを見せつける。
Fリーグ在籍経験のある選手の大量補強に成功した柏。
総合力の高さは感じるものの過去に在籍した府中AFCサテライト、ファイルフォックスでは窮屈そうにプレーしていた田中選手は攻守の起点になるプレーで馬場選手との好連携を見せ、出場時間は伸ばせなかったものの、すみだ、浦安とFリーグで活躍した山上選手はフロアからキュキュッとした音が聞こえてきそうな機敏な動きで今シーズンにかける想いを感じさせた。
総合力の高さは感じるものの過去に在籍した府中AFCサテライト、ファイルフォックスでは窮屈そうにプレーしていた田中選手は攻守の起点になるプレーで馬場選手との好連携を見せ、出場時間は伸ばせなかったものの、すみだ、浦安とFリーグで活躍した山上選手はフロアからキュキュッとした音が聞こえてきそうな機敏な動きで今シーズンにかける想いを感じさせた。
ゴレイロの選手層に不安があった中、府中AFCサテライトから加入した福重選手が初戦から安定感のあるプレーを見せたことも大きな収穫だろう。
基本的には3セットを3~4分交代で回し、ディフェンスはY字のプレス、オフェンスは速攻と4人のラインを押し上げる共通のやり方だが、3セットごとに選手のキャラクターが違うことが良いアクセントになりそうだ。
既存戦力と、新戦力の融合が上手く行き、エースも絶好調の柏だが、昨年はスタートダッシュに成功するも、相手が研究してからの打開策が乏しく後半戦で失速している。
今期の戦力はズバ抜けているので実直な王道フットサルで押し切れる可能性も高いが、ピヴォやコーナー角を使っての引いた相手の攻略に光るモノを見せるようになればより怖いチームになるだろう。
関東1部デビュー戦となったデルミリオーレクラウド群馬は、Fリーグから藤本選手と曽根選手が復帰したファイルフォックスと対戦。
おそらく関東1部では駒が足りないという理由だとは思うものの、前半は2セットを3分毎に変えつつ両セットともマイボールを捨てて相手のゴール前に2人を張らせてのロングボールという形に終始し、6-2と4点差となった後半10分過ぎからは山崎チアゴ選手、シニーニャ選手、船山選手、関口選手、須崎選手ら経験のあるベテラン勢をでずっぱりにして追いかけたが点差は詰まらず、戦力、戦術とも彼我戦力差を如実に感じる敗戦になった。
強烈な勝ちたがりの岡田サントスジオゴ監督の下、堅守と角に船山選手やチーニョを置いてのロングボールからの起点作り、相手を押し込んでからの、山崎チアゴ選手の強烈なシュートというリスクを排したクラシカルなゲームプランで2014年の全国選抜フットサルを制し、2010年前後から全日本関東予選でも格上のチームに善戦を続けていた個の力があるチームだっただけにこの結果は少々意外だった。
強烈な勝ちたがりの岡田サントスジオゴ監督の下、堅守と角に船山選手やチーニョを置いてのロングボールからの起点作り、相手を押し込んでからの、山崎チアゴ選手の強烈なシュートというリスクを排したクラシカルなゲームプランで2014年の全国選抜フットサルを制し、2010年前後から全日本関東予選でも格上のチームに善戦を続けていた個の力があるチームだっただけにこの結果は少々意外だった。
クオリティの高い2セット。
プレスとプレス回避。
強度の高いトランジション。
キックイン・コーナーキック・フリーキックからのセットプレー。
プレスとプレス回避。
強度の高いトランジション。
キックイン・コーナーキック・フリーキックからのセットプレー。
関東1部で結果を出すチームに共通しているのは上記の4点だろうか。
今日の4試合でトライしたチームはなかったものの、シチュエーションによってはここにパワープレーとパワープレーディフェンスも加わり、優勝、降格がかかった天王山では嫌でも向き合わされるのだろう。
9チーム2回戦総当りの16試合。
前評判が高かった前述の柏と合わせて、変則的なセット組が奏功したブラックショーツは今シーズンの台風の目になりそうだし、西川選手がいきなりのハットトリックを達成するなど名伯楽吉成選手兼監督率いるファイルフォックスの期待感も非常に大きい。
結果が出たチームも出なかったチームもまだ16分の1。
できることとできないこと。
通用することと通用しないことを整理してどう結果を出すか。
メンバーも変わりトランジションをベースにした戦い方からのモデルチェンジを試行している感のあるFCmm。
完成まではーザービームとパントキックを武器にするゴレイロの稲垣選手がストップに奔走する場面が増えるか。
1stセットで登場したブラックショーツの21歳、田口選手。
好守に溌剌とした動きは今季のブレイクを期待させる。
『センパイ、フットサル面白いっすね』という声が聞こえてきそうなヒトコマ。
各選手の距離感が良く、仕上がりは上々。落ち着いてゲームを進めた飯田選手。
優勝争いが予想されるリガーレ、柏に食い込めるか。
フィールドプレイヤー6人対9人の対戦となった権田対ゾット。
エースの米谷選手が抜けてセット組が変わったゾット。
昨年ブレイクした雪島選手はダイナミックな好守を見せる。
2セット組めない権田は2分で2人づつを交代。
終盤は疲労困憊のものの、精緻なフットサルでペースを握り今後に期待できる敗戦。
やってやるぜー、とばかりなNo19馬場選手と、文字通り柏の水が合ったNo9田中選手。
最終試合のファイルフォックス府中とデルミリオーレクラウド群馬
試合を見つめるクラウドの山崎チアゴ。
風貌に似合った強烈なシュートと、風貌に似合わない繊細なボールタッチ。
どうボールを前に運ぶかの部分は要修正か。
高いテクニックとドリブルでロングボール中心のオフェンスのアクセントになる関口選手。
クラウドの関東1部ファーストゴールを挙げた渡部選手。
ベテラン勢の中で、こういった選手が今後出場時間を伸ばせるかにクラウドの結果がかかっているはず。
クラウドのゴレイロ江口選手。
チームの結果のためには彼のビックセーブは欠かせない。
ベンチでコミュニケーションを取る187cmの大型ピヴォの船山選手とアラの関口選手、トリッキーなプレーを武器とするシニーニャ選手。
今は闘魂に在籍するベテラン勢の中で、若手として運動量と左利きを活かしたドリブルでファイルフォックスを牽引した曽根選手。
移籍したすみだから4年ぶりに復帰。気合いの入った大人の表情。
こちらも仙台から復帰。
ボードを持つ若手に対して自分の経験を伝える藤本選手(右)。
こういうところがファイルフォックスの強みか。
『センパイ、フットサル面白いっすね』という声が聞こえてきそうなヒトコマ。
各選手の距離感が良く、仕上がりは上々。落ち着いてゲームを進めた飯田選手。
優勝争いが予想されるリガーレ、柏に食い込めるか。
フィールドプレイヤー6人対9人の対戦となった権田対ゾット。
エースの米谷選手が抜けてセット組が変わったゾット。
昨年ブレイクした雪島選手はダイナミックな好守を見せる。
2セット組めない権田は2分で2人づつを交代。
終盤は疲労困憊のものの、精緻なフットサルでペースを握り今後に期待できる敗戦。
やってやるぜー、とばかりなNo19馬場選手と、文字通り柏の水が合ったNo9田中選手。
1stセットに入って好連携を見せる二人は今年の関東を席巻するか。
府中AFCのゴレイロの質の高さを証明した福重選手。
古巣府中の観客の前で安定感のあるプレーを披露。
最終試合のファイルフォックス府中とデルミリオーレクラウド群馬
試合を見つめるクラウドの山崎チアゴ。
風貌に似合った強烈なシュートと、風貌に似合わない繊細なボールタッチ。
どうボールを前に運ぶかの部分は要修正か。
高いテクニックとドリブルでロングボール中心のオフェンスのアクセントになる関口選手。
クラウドの関東1部ファーストゴールを挙げた渡部選手。
ベテラン勢の中で、こういった選手が今後出場時間を伸ばせるかにクラウドの結果がかかっているはず。
クラウドのゴレイロ江口選手。
チームの結果のためには彼のビックセーブは欠かせない。
ベンチでコミュニケーションを取る187cmの大型ピヴォの船山選手とアラの関口選手、トリッキーなプレーを武器とするシニーニャ選手。
今は闘魂に在籍するベテラン勢の中で、若手として運動量と左利きを活かしたドリブルでファイルフォックスを牽引した曽根選手。
移籍したすみだから4年ぶりに復帰。気合いの入った大人の表情。
こちらも仙台から復帰。
ボードを持つ若手に対して自分の経験を伝える藤本選手(右)。
こういうところがファイルフォックスの強みか。