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Futsal Philosophy (フットサル・フィロソフィー)

ワールドカップ

16 11月

2012/11/16 フットサルワールドカップ2012 準決勝 フアマークインドアスタジアム 『世界最高の基礎技術』

2012/11/16 フットサルワールドカップ2012 ベスト16ラウンド フアマークインドアスタジアム
イタリア 1 - 4 スペイン

バンコクの中心部から20分ほど電車で移動し、そこから幹線道路沿いの埃っぽい田舎道を40分ほど歩く。
スマートフォンの地図アプリで迷いながら歩いたこの道を往復するのもあと1回だと思うと少し寂しくなった。

スペインのウォーミングアップ。
ふと昨日3-2で退けたロシアを思い出す。
 
ロシアはフィジカルの強さでシュートを撃ち、スペインは上半身をしならせてミートポイントに力を移すような撃ち方をしている。
正解を当てはめるのではなく、各自に合った最適解を探し、それを信じてやり抜く。
強豪国でもプレイに対するアプローチに違いがあり、どちらも結果を出しているというのが面白い。
強くなるためにすべきことはとてもシンプルだ。

2大会前、2004年に台湾で行われたフットサルワールドカップの決勝と同一カード(2-1でスペイン勝利)。
隣国としてお互いのサポーターが仲良く応援するフェアな雰囲気の中、試合はスペインが先制。
その後、ボールを回して時間を殺しつつ、省エネ勝ち抜けを計るも、イタリアが素早いゴレイロスローから抜け出して同点に追いつく。
 
オンプレー時の切り替えは早いものの、アウトオブプレーの際にウオッチしてしまう癖のあるスペイン。
3-2で勝利した準々決勝のロシア戦でもコーナーキックから先制されており、数少ないスペインの弱点を突いたイタリアはやはり強かだ。

ロシア戦と同じく、欧州王者のスペインが気落ちする様子もなく静かに燃えるように反撃。
ピヴォ当て、クアトロ、彼ら特有の高練度のムーブで綺麗に崩してからしかシュートを撃たなかったのが、右サイドでアイソレーションを作ったアラがスピードで縦に仕掛け、半身抜け出た体制から強シュートをニアに撃ち込む。
このシュートをゴレイロが弾いたところを中で詰めていたアレマオが泥臭く押し込んでスペインが逆転。

フロアに星座を描くような美しいフィニッシュ。
毛筆で殴り書くような強引なプッシュ。
どちらの点の取り方もできるのがスペインの懐の深さだ。

これまで冷静に試合をドミネイトしてきた大人なスペインがギアを一段上げて粘るイタリアを振り切りにかかる。
好ポジションを取ったフェルナンダウがゴレイロスローをピタリと収めてファーへシュートパス。これを押し込んでスペインがダメ押しの3点目。
2点のビハインドとなりイタリアが昨日ポルトガルに追いついたパワープレーを開始するも、強豪ゆえパワープレーをやられ慣れてるスペインがキッチリ跳ね返して4-1でタイムアップ。

スペインはフェルナンダウ、トーラスをピボに置き、後ろの3人で回しながら機を見てピボ当てというフットサルの基本のキの攻め方が素晴らしかった。
民間オープン大会後の居酒屋での祝勝会のような感想だが、世界一のチームは教本通りのプレイの練度がとにかく高く、誰もができるはずのやり方で、誰も止められない勝ち方を続けている。

これでスペインは4大会連続の決勝進出。

もう一山の準決勝、コロンビア対ブラジルは軽くコロンビアを一蹴したブラジルが順当に上がってくるかと思いきや、世界は私が考えているほど狭くなく、自分が面白いと感じてワールドカップまで来てしまったフットサルは、私の想像以上に面白い出会いを用意してくれていた。

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準決勝。徐々に各国のサポーターも集まり出し、世界大会の様相を呈してきました。
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グッズ売り場も盛況。
売り切れ続出・・・、と思いきや公式マスコットのぬいぐるみは在庫多数のため投げ売られていました。
気の毒なので私も1体購入。
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スペイン(赤/手前)、イタリア(青/奥)のウォーミングアップ。
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仲良く応援するスペインとイタリアのサポーター。
他国ではサッカーの代表選手のネームのユニフォームを見につけているサポーターが多い中、スペインの女性サポーターはフットサルの代表選手のネームのついたユニフォームを着ています。
スペインでのフットサル人気の高さがわかるヒトコマ。
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国歌斉唱。記念撮影。
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前線でボールを収めるスペインのピヴォ、フェルナンダウ。
彼を起点としての攻めが目立ちました。
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スペイン、イタリアサポータの輪に加わるブラジルサポーター。
次の試合は王国ブラジル対ダークホースコロンビア
14 11月

2012/11/14 フットサルワールドカップ2012 準々決勝 ニミブッダスタジアム『気の良いヤツら』

2012/11/14 フットサルワールドカップ2012 準々決勝 ニミブッダスタジアム
スペイン 3 - 2 ロシア

準々決勝の2試合目は9ヵ月前の欧州選手権の決勝でも対戦したスペインとロシア(3-1でスペインが勝利)。

アップに現れたスペインの選手がFIFAのインタビューを終えてピッチを去るリカルジーニョとハグをする。
惜しまれながら大会を去る名選手の悲しみを理解できる名選手。
選手目線でも今のリカルジーニョに感じるところはあるのだろう。

優勝候補同士の一戦に相応しく、厳粛な雰囲気でアップから国家斉唱を迎えて試合開始かと思いきや、1試合目の半ばから増えてきたロシアのサポーターがアップ開始から『RUSSIA!! RUSSIA!!』の大合唱を始め、白熊みたいにデカいオッサンが顔を真っ赤にして叫ぶ叫ぶ。

中立地のはずの私が座っていたメインスタンドの真ん中はいつの間にか白熊の軍団に囲まれていて、ワールドカップで大きくなった気持ちも手伝い、一緒に『RUSSIA!! RUSSIA!!』と合唱した。

『ロシア人には暗いイメージがあるかも知れないが、おおむね陽気で気の良いヤツらだったよ』

終戦後、満州でロシア軍に捕虜にされ、シベリア鉄道の工事に従事した祖父が度々話していた言葉を思い出す。
世界最高の戦いを見る、と意気込んで変に構えていた自分と、祖父曰く気の良いヤツらが挙げる割れんばかりの歓声に包まれた会場。
ただただ大声をあげて楽しむことだけに集中する。
寒々しく、仄暗いイメージのあったロシアだが、祖父が言っていた言葉に偽りはなく、この日の事を亡くなった祖父に聞かせてあげたくなった。

試合はコーナーからのクイックリスタートでロシアが先制。
血管が切れないか心配になるほどの咆哮を挙げるロシア白熊軍団の歓声と共に、個人技とフィジカルに優れるロシアがスペインを飲み込むかと思いきや、チームとしてズバ抜けた意思疎通を見せるスペインが精密機械のようなロシアの1stセットを早々に攻略してすぐさま同点に追いつく。

見たことがないチームプレーをしてるわけではなく、パラレラ、エントラなどの単純なムーブの精度が非常に高く、攻守の切り替えがとにかく早い。

世界最高の試合はとてつもなくシンプルで、フットサルの入門書に書いてあるような内容を高精度でお互いが実演する時間が続く。
ちょっとした練度の差がスコアに結びつき、3-1でスペインのリードからロシアがパワープレーを開始。
1点を返されたものの観客席からの白熊の咆哮と、ロシアの速射砲のようなシュートの嵐を跳ね返し続けて、タイに舞台を移しての重対柔の対決は3-2でスペインが勝利を収めた。

これからもスペインの美しいフットサルを観れることが嬉しく、これからはこんなに素敵なロシアのサポーターと一緒に試合を観れないことが寂しい。
濃厚な満足感と寂寥感。
美しく、残酷なノックアウトラウンドの余韻はとても贅沢だった。

準決勝の一山は手堅いイタリアと現在進行形で世界最高のスペイン。
もう一山は、予選ラウンドの日本戦での負傷から復活し、アルゼンチン戦で苦境に陥った母国を救うゴールを決めたフットサル界のアイドル、ファルカン擁するブラジルと、ウクライナを破ったダークホースのコロンビア。

ワールドカップも残りは準決勝、3位決定戦、決勝。
前回大会と同じく決勝はスペインとブラジルかな。

リカルジーニョ、ロシアの白熊軍団、最高の経験をありがとう。

変に構えて自分から枠を決めてしまうのではなく、眼の前に起こる事を素直に感じ、残り4試合をバカみたいに楽しもうと思います。
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1会場で2試合を消化していく、フットサルワールドカップ。
第1試合のポルトガルVSイタリア戦後、にわかにロシアサポーターが増えていきます。
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選手入場後。
インテンシティ高めなガッツポーズを繰り返すロシアの若者。
とにかく陽気で明るいロシアサポーター。
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ロシア国旗をイメージさせるカラフルなアフロのかつらをかぶるロシアサポーター。
老若男女問わずロシアの皆さん楽しんでます。
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今回のフットサルワールドカップのマスコット。
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9ヶ月前の欧州選手権でも試合終了残り34秒までは1-0でリードしていたロシア。
タイに場所を移しての雪辱はならず。
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試合終了後もフェアに拍手を送るロシアサポーター。
明るく礼儀正しい姿勢に好感が持てました。
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ロシア国旗を模した派手なハットにフットボールに関連するバッチを張ったイカしたお爺様。
会場では写真撮影をリクエストされるなど大人気でした。
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優勝候補同士の大一番を制し、クールダウンを行うスペイン代表とサポーター。
数はロシアより少ないものの 、というよりはロシアが郡を抜いて熱狂的でした。
14 11月

2012/11/14 フットサルワールドカップ2012 準々決勝 ニミブッダスタジアム 『リカルジーニョの涙』

2012/11/14 フットサルワールドカップ2012 準々決勝 ニミブッダスタジアム
ポルトガル 3 - 4 イタリア

ゴレイロとの1vs1で相手の頭上をヒールリフトで抜こうとするポルトガルのリカルジーニョ。
 
おそらく今大会がワールドカップ最後の出場になるであろうブラジルの巨星ファルカンの後を継ぐと目される次代のアイドルは、ワールドカップ準々決勝の舞台でもFリーグと変わらず遊び心満載のウォーミングを披露して見せる。

ポルトガルとイタリア。
欧州の強豪対決はリカルジーニョ無双でスタート。
 
緩で相手をウォッチさせてからの爆発的な急で置き去りにするカットインシュートで1点目。
ゴール前の混戦の浮き玉を周囲の時間を止めるようなバイシクルで2点目。
サイドからのセグンドを難なく押し込み前半半ばでハットトリックを達成。

印象的なゴール、トリッキーなフェイント。
ビックプレイ後にはキラキラしたドヤ顔を見せ、リカルジーニョが楽しんでいるのを見るのが、リカルジーニョを見る楽しみだ。
今回、日本代表はカズの協力で一般層の注目を得たけど、彼のような圧倒的な競技力とキャラクター性のある純粋なフットサル選手の力で注目を浴びれる日が来てくれたらとても嬉しい。

その後は、若干ナーバスなジャッジで相棒のカルディナルが退場し、リカルジーニョも連戦の疲れから徐々に精彩を欠いていく。
体勢を立て直し、堅守をベースにコンサバティブなフットサルを見せるイタリアが徐々に盛り返し、バルセロナで活躍するイタリア随一のテクニシャン、サージがタクトを振るうパワープレーで同点にされて延長突入。

延長2分。
ついにイタリアが今試合初めてのリードを奪い、傑出したタレントはいないものの、勝負に強かなイタリアが逆転勝利でベスト4に進出した。

しゃがみこみ号泣するリカルジーニョ。

好きなことに向かい合うのは楽しいことばかりではないはずで、まして仕事にするなら享受しなければならない不自由もいっぱいある。
メッシ、クリスティアーノ・ロナウドだって例外ではないし、今回、スケープゴートになってしまうリスクを許容して、選手兼スポークスマンの役割を一手に引き受けたカズも周囲から自分が期待されるキャラクターを演じてるように見える。
そんな環境の中で、いつしかインタビューや試合後の表情も本音を隠して、無難で、キャラクタライズされたものになっていくのだろうか。

リカルジーニョにどんな不自由や孤独があるのか私にはわからない。
ただ、会場に入ってから、出て行くまで彼が誰よりもフットサルを好きで、楽しんでるのは見ていてとてもよくわかる。

好きだから悔しいと感じられる。
 
準々決勝と早すぎる退場となったアイドルの涙は誰よりも重く雄弁で、フットサルに限らず好きを貫くことのカッコよさを語っていた。
 
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現地のマクドナルド。
タイの伝統的な挨拶『ワイ』のポーズをするドナルド。
後に意外な場面でこのポーズを見ることになります。
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滞在したホテル。
1名1泊2,000円で9泊10日。なんの手違いかダブルベットで20畳ほどの豪華な部屋になり、落ち着きませんでした・・・。
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ホテルから市街地への景観。
手前はバラックが並び、奥の市街地に行くほど高層ビルが並びます。
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市街地の駅から徒歩2,3分のニミブッタスタジアム。
会場傍の交差点はバイク、車で常にギッシリ。
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アリーナ横のイベントスペース。
3vs3程度のコートがあったり、抽選会をやったり、同日別会場のアルゼンチンVSブラジルのパブリックビューイングをやったりしていました。
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イタリアのサポーター。
準決勝あたりから、各国のサポーターが多く見られるようになりました。
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会場内。オーソドックスな正方形のアリーナ。
ポルトガルとスペインのウォーミングアップ。
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指示を送るポルトガルのブラス監督。
リカルジーニョを引っ張るゲーム運びで前半リードも、後半以降彼の疲労と共にポルトガルは勢いを失っていきました。
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3-0から3-4へ逆転勝ちしたイタリア。
粘り強く加点し、最後はイタリア唯一のテクニシャン、サージをゴレイロにしてのパワープレーで同点にして延長戦へ。
メニケリ監督の我慢の采配が光りました。
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試合後、落胆しフロアにへたり込むNo10リカルジーニョ。
愛嬌タップリの世界最高のテクニシャンが見せる、シリアスが一周してコメディにも見えるリアクション。
ひとつひとつの所作に華があります。
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試合後、涙を拭い、FIFAの公式インタビューに応えるリカルジーニョ。
ベスト8で敗退ながらMVP3位(ブロンズシューズ) に輝きました。
11 11月

2012/11/11 フットサルワールドカップ2012 ベスト16ラウンド フアマークインドアスタジアム 『バンコクの熱』

2012/11/11 フットサルワールドカップ2012 ベスト16ラウンド フアマークインドアスタジアム
ウクライナ 6 - 3 日本

白地に鮮やかなピンクが彩られた日本代表の選手たちが、美しい楕円形のフロアに整列する。

手を後ろに組み、顔を上げ、注がれる照明が彼らの真剣な表情を浮かび上がらせる。
フットサルワールドカップ史上初の決勝トーナメント1回戦。
フアマークインドアスタジアムに君が代が流れ、国歌を初めて大声で歌う。とても晴れがましい気分になった。

お互い初の決勝トーナメント進出となったウクライナと日本。

試合開始2分。
試合に集中できずにフワフワしてる間に1失点目。
4分。あからさまなマークのズレを突かれて2失点目となり、森岡選手と小宮山選手がピッチで言い争うところを稲葉選手が仲裁に入る。
重圧を振り切るような前プレと積極的なシュートの意識を持ち、自らアクションすることで波に乗るウクライナ。
14分にはカウンターから抜け出た相手選手を引き倒し、稲葉選手が一発退場となる。
喜ぶべきはずの舞台を重圧に変えてしまったのは残念ながら後手に回ってしまった日本だった。

ベスト8を賭けた未知の舞台。
3,579人を飲み込んだ観客の声援。

個人的には選手同士では修正が難かしいこの場面でタイムアウトを取り、ウクライナの前プレ対策を考えるべきだったのではないかと思う。
ガツンと決まったウクライナのプレスに地上戦での回避を目指すのではなく、体の強い森岡選手、星選手を前に張らせて単純な放り込みでも相手のリズムは崩せたはずだ。
ブラジルに善戦し、ポルトガルと伍した自分たちの型を活かせない前半は、6-0という何もかも上手くいかない点差で終わった。

賛否両論あれどカズが取り込んでくれた一般層の注目の中、熱い試合を観せればジリ貧感漂う日本フットサル界の環境は変わる。
注目、期待が選手を育て、その中で出した結果が待遇の向上を生む。
今回のワールドカップはフットサルを観るスポーツとしてメジャーに押し上げる大チャンスだ。

やり切れない表情を浮かべる選手たちの中で、ゴレイロの川原選手とミゲル監督が言い争いながら控室に戻る。
こんな形で終わるのかと思うとて悔しくて涙が出た。

後半。
強豪ポルトガル相手に1-5から、5-5の引き分けに追いついたピラミッドとクロスに流動的に変形するパワープレーで追い上げを計る日本。

森岡選手、村上選手が強烈なシュートを放ち後半31分までに3点を追い上げるも、ウクライナがゴレイロを交代させて試合の流れを引き戻す。
日本を決勝トーナメントまで押し上げたセクステッドはその後の9分間沈黙し、2012年の彼らの冒険は終わった。

準決勝までは強豪国との対戦が避けらる恵まれた枠組みながら、累積警告(攻守の要である逸見選手がサスペンド)、ケガ(高橋選手が眼窩底骨折により欠場)、ジャッジ(稲葉選手が若干シビアなジャッチで退場)、ミスなど呪われたように全てが良くない方向に出てしまっての敗戦。

ベストの状態であればさほど差はなかっただろう両者だが、今日のシチュエーションを結果に結びつけ、明日以降もチャレンジする権利を得たのはウクライナ。
相手が悪い時に畳み掛けて、良い時は逸らす。前後半で極端な内容になったこの試合のゲームアレンジを見てもこのチームは非凡なチームだとも思う。
リーチのあるプレスと鋭いカウンターで次のコロンビア戦も勝ち切ってほしい。

歯がゆく、とても悔しかったが、強豪国になるためにフットサルがメジャースポーツになるために必要な一日だったと振り返って思える日がくればとても嬉しい。

日本代表の皆様、お疲れ様でした。
熱は日本にも届いたと思ってます。

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決勝トーナメントの全日程を観戦する9泊10日の旅程。
3日分の着替えと雑然としたものを詰め込み8kgのリュックを背負ってタイに渡りました。
(服は現地のコインランドリーで都度洗濯)
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バンコク・スワンナプーム空港内の立て看板。
ピンクを貴重としたカラーでフットサルワールドカップをPRしています。
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大会のメインアリーナ、フアマークインドアスタジアム。
最寄駅から徒歩40分。
タクシー、バス、モタサイ(バイクの後ろに2人乗りの形で搭乗するタクシー)を利用してのアクセスになりますが、初回はスマートフォンのGPS付の地図を見ながら徒歩で移動しました。
海外利用可能なポケットWIFI×スマホ、便利です
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入場→日本代表のウォーミングアップ→整列・国家斉唱→集合写真。
海外でワールドカップに出場する日本代表を見て自分のナショナリティを意識しました。
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試合終了後。
センターサークル内で円陣を組み、日本代表はフロアを後にしました。
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 試合終了30分後の会場内。
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