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Futsal Philosophy (フットサル・フィロソフィー)

コラム(フットサル関連)

11 10月

2016/10/11(火) フットサル書籍紹介 『読むフットサル』

2016/10/11(火) フットサル書籍紹介 『読むフットサル』

今年2月、7月のAFCやワールドカップなど今年に入って増えてきたフットサルのテレビ放送。

舐め技と言われるドリブルテクニックに関する書籍は多いものの、フットサルの競技としての教則本が非常に少ないので、蹴る/見る両面で個人的に印象に残った初心者~上級者向けの本をいくつか紹介しました。

◆初心者向け

中学、高校とサッカー部在籍から部活を引退。
知人から誘われたり、体を動かしたくなって個サル行こうかな、というサッカーからの移行や、TVで代表戦を見てボール蹴りたくなった純ビギナーまで間口の広い入門書。
 
インサイド、インステップキックといったサッカーで習得する技術から、トゥーキックや足裏で動かすトラップといったフットサルの特有の技術を前段に、ピヴォ当て、パラレラといった個人戦術、エイトやヘドンドといったボール廻しまでをカバーし、基本の動きをまとめたDVDも◎。
 
この本は卒業したと思っても、読み返してみると発見や昔を振り返ってクスリと笑える薀蓄が多数。


◆初心者・中級者向け

2007年の刊行から約10年が経ちながら初心者~中級者向けとしてこちらを越えるものが見当たらない名著。

ゴレイロ、フィクソ、アラ、ピヴォのポジションごとのTips、セットプレー、カウンター時の優先順位など、単純な足の速さや、キックの強さではなく、攻守のTPOを抑えておくことの重要さが詰まっており、共著者である中村氏とオスカー氏の考え方の相似、相違もひとつひとつが非常に興味深い。

スッキリとした図説と、編集者の問いかけに対して両氏が対談形式で最適解を提示するテキストがバランスも良くレイアウトされていて、巻末には本書の内容をまとめた携帯用のポスターも付録。
訴求対象のニーズ把握にも優れていて、スポーツの解説書として非常に優秀。
フットサル界の名士ふたりのナレッジを上手く料理した好編集も光る。


『切り替えゼロ秒』に代表されるように、遅行よりも速攻、効率性へのフォーカスに特徴のある須賀監督と、『なぜボランチはムダなパスを出すのか?』などサッカーでもスマッシュヒットを飛ばす北健一郎氏の共著。
 
短い練習時間でもお互いの共通認識を高め、手数をかけずにゴールへ向かうための意識づけを主とした内容は、舐め技や華麗なパスアンドムーブといったステレオタイプな『フットサルらしさ』に対するアンチテーゼであり、アマチュアチームながら名古屋を破って2009年の全日本を制した源泉。

相手の裏を突くオフェンスの奇策が目立つが、要所を抑えたディフェンスについても見るべき点がある良書。
各巻末にあるすみだの選手、縁者を集めた座談会はチームワーク、マネジメント、目的意識の統一といったテーマが散見され、おまけページとバカにできない内容になっている。
 
テーマに合わせて須賀監督からキャッチーな言葉を引き出す北氏のインタビュアーとして、コピーライターとしての発想にもハッとさせられるものがあり、難しいことをわかりやすく、面白く伝えるという仕掛けが秀逸。
チームとしてのブランディング、イメージ戦略という点でも一読の価値あり。


◆中級者向け
2010年、2012年の2シーズン、名古屋に在籍していた世界の魔術師、リカルジーニョのテクニック本。
付録のDVDでは常人の1.5倍速のスピードで高難度のマジックを振るうブルースリーの殺陣を見るような美しさを堪能できる。

反復練習→型の習得→再現性の向上が個人技習得の地味な道程だが、リカルジーニョの笑顔に釣られてどうせやるならここまでやってみたいと思わせるモチベーションアップを兼ねた良教材。
見た目の割に習得が容易な技もいくつかあり、コートでフットサルボールを使って試す前に、家具を傷つけないゴムボールを買って自室で動きの確認をしてみるのが上達の近道。
コツさえつかめば自分が繰り出すしゃちほこシュートの飛距離に驚くはずだ。

一通りテクニックの模倣を楽しんだ後に、リカルジーニョの一番の特徴はボールを持つ姿勢の良さ(常にDFと正対してルックアップ)と次動作への移行の速さだということに気づいたらこの本を開く機会は徐々に減るだろう。


◆中級者~上級者向け
紙面は地味。
面白味はまったくないものの、個人、集団戦術の宝庫で少々マニアックな内容。
特にセットプレーとディフェンスに関しては書籍として未見のものが多く一読の価値アリ。
現地、映像でいくつか試合を見たあとに本書を読むとなんとなくの流れで決まったと思っていたゴールの解法が記されていることが多数。
Fリーグのセントラルに持って行って空き時間にペラペラしてみる使い方が非常にオススメ。

各プレーの名称がスペイン語で表記されており「もったいぶった割にはこの動きかよ・・・」といった用語の図解解決の辞書としても役立つことうけあい。
この本に発見や面白さを見出せたころがマニアへの仮免許か。

・・・そんなわけで読書の秋。
たまには『読むフットサル』もいかがでしょうか?

1 10月

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア『3位決定戦/決勝の見所・各国エース・次期日本代表監督』

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア

フットサルワールドカップもいよいよ3位決定戦と決勝のみです。
TVの放送スケジュール、注目選手のプレー集、今後の日本代表監督の行方を簡単にまとめました。

①TVスケジュール

・3位決定戦
10月2日(日) 午前1:55-(午前3:50) 
イラン VS ポルトガル

・決勝戦
 午前4:20-(午前6:30) 
ロシア VS アルゼンチン


②3位決定戦、決勝戦の注目のエース。
◆イラン:サッカーだけを見るとフィジカルの印象のあるイランだがフットサルでは柔軟なテクニシャンが揃うタレントの宝庫。

タイエビ(No12)
力の抜けたファーストタッチ→風に舞うようなアウトシザーズ→インサイドで巻いたシュートとペルシアシルクのような柔らかなゴール。

ケシャバーズ(No4)
1:44 2連覇中の王者、ブラジルに土壇場で追いついたパワープレー。
最高の緊張の中で左足裏トラップ→ループに繋げた落ち着きに世界中がただただ拍手。

イスマイルプール(No3)
えげつないスピードと弾道を持つ世界最凶キッカー。
ゴールからなんかの破片がブッ飛び、ネットから跳ね返ったボールが勢いよくサイドラインへ向かってピョンピョン...。
背番号3がピッチに立ったらゴレイロはまばたき厳禁。

この距離からのFKを難なく決めるイスマイルプール。
壁もゴレイロも『あれ、入ったけど...』みたいな表情なのがこのシュートのスゴさを物語る。


◆ポルトガル:世界最高のタレント、魔術師リカルジーニョを擁するポルトガル。
彼が右サイドでボールを持ってからのドリブル、後方からのロングシュートがポルトガルのオフェンスの起点だが、ここを抑えられるとグッと厳しくなるのがこのチームの泣きドコロ。

リカルジーニョ(No10)
ゴレイロを正面、ディフェンスを間接視野に捉えてのゴール前。
ディフェンスのスライディングをアッサリ見送っての左足一閃。
魔術師リカルジーニョのこれでもかと言わんばかりの落ち着きが光る。

0:20 ゴールの位置を確認しつつスッとゴール前に侵入してパスを呼び込み、間接視野でゴレイロが前に出てくることを確認すると腰の回転の利いたチップキックで相手の頭上を抜く。
マジックの種明かしは見てないようで見ていることなリカルジーニョマジックの十八番。

リカルジーニョの匠がギュッと詰まったこのゴール。
スナップの利いた左足アウトで長い距離のピヴォ当てを成功させ、そのリターンを受けてのスピードに乗ったドリブルからワンフェイクでDFの動きを止めてロングシュート。
視野の広さ・基礎技術の高さ・クイックネス・駆け引き・シュート力と全プレーで相手の先を取った魔術師リカルジーニョの真骨頂。

再びスナップの利いた左足アウトでのパスアンドゴー。
リカルジーニョに対峙していたDFが外れるや、進行方向を中央へチェンジして急加速。
相手のポジションを見てフリーでシュートを打てる位置にいい状態で入る質の高さが光る。

1:09 ゴール前に入る時にゴールの位置を確認し、味方のシュートに左足のふくらはぎをカス当てして軌道を変化。
強弱軟と適宜使い分ける感覚の鋭さは天性のものか。


◆ロシア:わずかだが日本でもプレーした経験のあるピヴォ、2012年W杯得点王のエデル・リマが前線で虎視眈々。
強靭なフィジカルと強烈なシュートを持つも、冷静に周りを活かすプレーも光る。
彼にボールが収まった後の見えないようで見ているプレーは要注目。

0:23 背中で相手を抑えつつ、片足でリズムを取ってThis is Pivo!! な反転シュート。

0:45 不用意に相手がガブってボールを取りに来た勢いを活かして反転。スライにくる股下を通すシュートパス。

1:31 ゴール正面のFK。2枚の壁を素早いパスワークで散らして最期はこの人の強シュート。初めに撃たないことが相手チームにとっては一番のフェイントか

0:54 全ゴレイロのウィークポイントと言われる耳の横。
ゴレイロが出てきたところを右足裏で舐めてからの強烈な左足で耳横を通してニアハイへ突き刺すリズミカルな一撃。
ゴール後の愛嬌たっぷりの投げキッスは悪魔の微笑み。

1:36 右サイドから一気に中に侵入しゴールを狙う。引き連れた選手と戻った選手が交錯したところを体の強さを活かしてプッシュ。
引き連れた選手を肩で押して優位な位置を確保しているのがゴールの前を向いてこぼれ球をピックできたことに繋がった。


◆アルゼンチン:特定の目立ったエースはいないものの基本に忠実な守備と、状態がよく高い位置にいる味方にシンプルに預けて攻める速効に光るものがある地味強アルゼンチン。
セットプレーで総得点の1/4を上げており、タレントでは劣るロシア戦も抜け目のないセットプレーが勝利の鍵。

1:35 PKスポット奥からのキックイン。5番がボールに寄ることで中央の2人を引きつけて、ドフリーになったファーの3番がプッシュ。

0:17 CK。中央の長身選手が押し相撲で作ったスペースにファーの選手が回り込んでの一撃。
ニアの選手もフェイクの動きでパスコースの確保をサポートしている点も見逃せないポイント。

0:35 FK。直接ズドン。ゴール前を横切った選手にゴレイロと壁が気を取られたか。こういうなんでもやってくる老獪さがアルゼンチンは非常にいやらしい。

1:03 CK。この試合3本目のセットプレー。ニアの壁が膝を折っていないと見るや股を狙って強いパス。

1:27 堅守速攻で取ったFK。直接と中央のキッカーに意識が寄ったところをファーからシュート。


③次期日本代表監督
退任時に強化の継続性から『次期代表監督はスペイン人がいいと思っている』と語ったスペイン人のミゲル・ロドリゴ元日本代表監督。
U20カテゴリーの監督にスペインでアンダーカテゴリーの指導者として活躍していた鈴木隆二氏が就任したこと。
ミゲル元監督の通訳だった小森氏が代表強化の監査的なポジションで留任したことから、次期日本代表監督の決定はワールドカップ終了後というリリースからワールドカップを戦ったスペイン人監督の就任が濃厚。

そんなことを踏まえてワールドカップを戦ったスペイン人監督の寸評と可能性を探ってみました。

◆24カ国の監督(アルファベット順の国名:監督名(監督の出身国))
Argentina:Diego GIUSTOZZI (ARG)
Australia:Robert VARELA (AUS)
Azerbaijan:MILTINHO (BRA)
Brazil:SERGIO (BRA)
Colombia:Arney FONNEGRA (COL)
Costa Rica:Diego SOLIS (CRC)
Cuba:Clemente REINOSO (CUB)
Egypt:Hesham SALEH (EGY)
Guatemala:Tomas DE DIOS (ESP)
Iran:Seyed NAZEMALSHARIEH (IRN)
Italy:Roberto MENICHELLI (ITA)
Kazakhstan:Ricardo SOBRAL (BRA)
Morocco:Hicham DGUIG (MAR)
Mozambique:Naymo ABDUL (MOZ)
Panama:Agustin CAMPUZANO (CUB)
Paraguay:Carlos CHILAVERT (PAR)
Portugal:Jorge BRAZ (POR)
Russia:Sergey SKOROVICH (RUS)
Solomon Islands:Juliano SCHMELING (BRA)
Spain:Venancio LOPEZ (ESP)
Thailand:Miguel CONDE (ESP)
Ukraine:Oleksandr KOSENKO (UKR)
Uzbekistan:PULPIS (ESP)
Vietnam:Bruno GARCIA (ESP)


◆内訳
ESP(スペイン):6人
BRA(ブラジル):4人
CUB(キューバ):2人
ほかは自国の方が監督を務めていて、この人数比を見てもスペイン人指導者の評価がわかります。

スペイン人監督への評価の点は、

①攻守ともグループでの仕掛けを整備し遂行させる能力がある。
②セットプレー、パワープレーのアイディアが豊富
③世界最高のリーグがあり、国としてフットサルの成熟度が高いためハイレベルなトレンドに触れる機会が多い
④育成年度のトレーニングメソッドが豊富

といったところか。

◆ワールドカップでのスペイン人監督の評価(国名:監督名:評価(◎/〇/△))
・Guatemala:Tomas DE DIOS (ESP)
グアテマラ:トマス・ディアス:△
戦力的に劣るグアテマラを率いてイタリア、パラグアイ、ベトナムと曲者が揃うグループリーグで健闘。
現時点の日本の実力を考えると今回彼が担当したタスクでは評価が難しい。

・Spain:Venancio LOPEZ (ESP)
スペイン:ベナンシオ・ロペス:△
2008年、2012年のW杯準優勝、今年の欧州選手権優勝とスペインで長期政権を築く名将。
戦術、セットプレーとも練度が高く、ミゲル元監督からの正統進化を目指すなら最高の監督。
日本代表監督のサラリーはフットサル界でも5指とも3指にも入ると言われており、ベナンシオが望むなら払える余力はあるはずだが実績十分の彼がアジアでチャレンジの可能性は薄そう。
今大会はケガ人に泣かされて準々決勝のロシア戦で完敗。アンラッキーではあるものの結果にフォーカスされる立場の監督なのでこの評価。

・Thailand:Miguel CONDE (ESP)
タイ:ミゲル・コンデ(ミゲル・ロドリゴ):◎
ご存知元日本代表監督。
ロシアと打ち合い、キューバ、エジプトをきっちり仕留めてグループ2位で堂々の決勝トーナメント進出。
W杯開幕1ヵ月前の監督就任ながら、ピヴォ、アラ、フィクソに才人がいるダークホースをよく統率した。
パワープレー、セットプレーのクオリティも高く、今年2月に日本代表が敗退したAFCで何をしていたのかクエスチョンマークがつく改心の結果。
タイ代表の任期延長 or ステップアップの可能性は非常に大きい。
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・Uzbekistan:PULPIS (ESP)
ウズベキスタン:プルピス:△
AFCで準優勝も勝ち点計算ができるレベルのパナマとの初戦に敗れ、続くコロンビア戦でも終盤までリードしながら土壇場で追いつかれてのドロー。
ボールに食いつきすぎてファーがお留守になる失点が多く、好選手が揃ったものの大会前の調整とメンタルコントロールに難があったか。
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・Vietnam:Bruno GARCIA (ESP)
ベトナム:ブルノ・ガルシア:○
同レベルのグアテマラに勝利し、パラグアイと打ち合うも敗戦。格上のイタリアとの最終戦を0-2と失点を抑えての敗戦で決勝トーナメントに進出。
トーナメント1回戦で決勝に進んだロシアを相手に7-0と玉砕したが、勤勉な守備と思い切りのいいシュートで終わる攻めは好感度大。
日本サッカー協会やマスコミ、世論が大好きな『気持ち』を出して戦うチームを整備するのに長けている印象で、日本がボトムラインからの再出発という認識ならガルシア監督も大いにアリ。
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◆スペイン人監督以外で目に付いた監督
・Azerbaijan:MILTINHO (BRA)
アゼルバイジャン:ミリチーニョ:◎
スペイン、イラン、モロッコと各大陸の猛者が集まったグループを堂々2位通過。
ブラジルからの帰化選手と自国の精鋭をまとめた手腕、堅守からエッジの利いたカウンターとセットプレーが見物。
メインキャストを帰化選手が占めていきそうな日本の未来予想図か。

・Italy:Roberto MENICHELLI (ITA)
イタリア:ロベルト・メリケリ:○
クアトロ、ピヴォを置いての攻め、単純な縦一本と柔軟性の高い攻守を見せ、セットプレーの練度は大会随一(特にコーナーキックとキックイン)。
引いた相手をデザインプレーで片づけられる強みは各国に警戒されたAFCで日本が準備しておきたかった武器。
準々決勝のエジプト戦でジャイアントキリングを喰らったものの、引き出しの多さを感じさせる好チームに仕上げた。
イタリアのセットプレーは世界中のチームにとっての良教材。

24 9月

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア『準々決勝の組み合わせTV放送もありますよ)』

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア

ワールドカップも6組1位/2位/3位のうち成績上位の4チームが勝ち抜けのグループステージが終了。
決勝トーナメントも1回戦が終了し、明日からの準々決勝ではTV放送も始まります。

①TVスケジュール

・準々決勝 
9月25日(日) 午前7:55-(午前9:50) 
9月26日(月) 午前8:00-(午前10:00) 

・準決勝 
9月28日(水) 午前9:00-(午前11:00) 
9月29日(木) 午前9:00-(午前11:00) 

・3位決定戦/決勝
10月2日(日) 午前1:55-(午前3:50) / 午前4:20-(午前6:30) 


②準々決勝の組み合わせ

◆FIFA公式の日程

・決勝トーナメント1回戦
◆山組①
コロンビア(A組2位:ホスト国/2012W杯4位) - パラグアイ(C組2位)
ブラジル(D組1位:2012W杯優勝) - イラン(F組3位)
ロシア(B組1位:2016欧州準優勝) - ベトナム(C組3位)
スペイン(F組1位:2012W杯準優勝/2016欧州優勝) - カザフスタン(E組2位2016欧州3位)

◆山組②
アルゼンチン(E組1位) - ウクライナ(D組2位)
イタリア(C組1位:2012W杯3位/2014欧州優勝) - エジプト(B組3位)
タイ(B組2位) - アゼルバイジャン(F組2位)
ポルトガル(A組1位) - コスタリカ(E組3位)

この決勝トーナメント1回戦が・・・、

◆山組①
パラグアイ(C組2位) - イラン(F組3位)
ロシア(B組1位:2016欧州準優勝) - スペイン(F組1位:2012W杯準優勝/2016欧州優勝)

◆山組②
アルゼンチン(E組1位) - エジプト(B組3位)
アゼルバイジャン(F組2位) - ポルトガル(A組1位)

こうなりました!!

注目はワールドカップ2連覇中の王国ブラジルの敗退と、前回大会3位の欧州の強豪イタリアの敗退でしょう。
(特に球技王国ブラジルが決勝トーナメント1回戦で姿を消すのはどの球技を見てもそうない光景)


③準々決勝の見所
・パラグアイ-イラン
ホスト国コロンビアを破ったパラグアイと、ワールドカップ2連覇中の王国ブラジルを倒したイランの下剋上対決。
イラン人にしては小柄で風に舞うような身のこなしを見せる12番タイエビの意表を突くプレイと、イラン人らし厚みのある体でブラジルのバリエーションに富んだシュートを抑えたゴレイロ、2番のサミミに要注目。
堅守速攻とセットプレーに光るものがあり実力的にはイランと伯仲のパラグアイは、ブラジルを破ったイランを過度に尊敬しないことが勝利のカギか。

・ロシア-スペイン
欧州の覇権を争う2大国が前回大会と同じく準々決勝で激突。
グループリーグでは少々ピリッとしない戦いを見せたスペイン。
決勝TN1回戦のカザフスタン戦では3-2でリードを奪うも1名が退場。
ここから相手のパワープレーを3人で守りつつ、隙を見てのパワープレー返しを成功させて5-2で勝利。
チームがまとまる良いストーリーの4試合を戦ったスペインに対し、強烈な個と、蹴らせても囮にしても効果抜群のパワーシューター、8番エデル・リマを活かしたセットプレーで相手を粉砕するロシアはここまで楽な対戦相手が続く。
欧州3位の難敵を退けて団結した感のあるスペインと、ベスト8進出国の中で最も消耗度が軽いロシア。
ロジック通りで片付かない優勝候補対決の行方はどちらか

・アルゼンチン-エジプト
攻守に真面目でセットプレーにも見るものがある地味強アルゼンチンと、前回大会3位のイタリアを破ったエジプト
老獪で勝利に拘るアルゼンチンが長い手足を活かしたドリブルを武器に一攫千金のチャンスを狙うエジプトを絡め捕れるか。
準々決勝屈指のシブイ一戦。

・アゼルバイジャン-ポルトガル
ブラジルからの帰化選手を大量に揃えミゲル・ロドリゴ前日本代表監督が率いるタイを8-13というスコアで破ったアゼルバイジャンと、ファルカンが去った後のフットサル界のトップアイドル・リカルジーニョ擁するポルトガル。
ポルトガルはリカルジーニョと他の選手の距離感が非常に良くなり、スピード&トリックを利かしたドリブルでリカルジーニョが数的優位を作ってからの攻めはワクワク感大。
アゼルバイジャンはタイとの激闘のツケとばかりにイエローカード累積で出場停止となるブラジバイジャン勢の穴を埋められるかが課題。


④新旧フットサル界のアイドル。ファルカンとリカルジーニョ

◆ブラジル代表のファルカン
約20年間フットサル界のアイドルであり、アイコンであり続け、今大会でワールドカップ最多48ゴールのレコードを打ち立てたファルカン。
スピードや運動量は減ったものの彼の特徴である、

・相手をよく見て動きの逆を突く
・各技術の再現性の高さ

を活かしたゴールが再三ありました。
そんなフットサル界のヒーローは今大会での代表引退を表明しています。

代名詞のファルカンフェイントから中央へカットインして左足シュート。
スピードの衰えを考慮しやや後ろ寄りにカットインすることで相手のブロック射程に入らないよう工夫している。
技術と知恵が澱のように重なったファインゴール。

ブラジル得意の2キッカーで構えてのFKからバックヒールでプッシュ。
セットプレーから阿吽の呼吸でキッカーと合わせるなど、今大会は39歳のベテランらしい懐の深さが光った。

ゴレイロとの1対1で度々見せる足首のスナップで頭上を抜くプレー。
縦/横/高さを常に把握し、フィニッシュの場面では『高さ』に印象的なゴールが目立つ3D思考のファルカン。
ワールドカップラスト、48ゴール目は切なさとともに思い出される彼らしい美しいアーチ。

FIFA公式が用意したファルカンに捧げる動画。
良い仲間に恵まれ、観客はもちろん対戦相手からも尊敬されるフットサル界最高のヒーロー。
スタジアムを去る分厚い背中には寂しいよりもありがとうがふさわしい。


◆ポルトガル代表リカルジーニョ
ファルカンからフットサル界のアイコンとしてのバトンを渡された感のある魔術師リカルジーニョ。

・爆発的なスピードと切返しの深さ
・遊び心のあるトリッキーなプレー

を活かした魔法のようなゴールは思わず握り拳を作って声をあげてしまうほど。

ゴレイロを正面、ディフェンスを間接視野に捉えてのゴール前。
ディフェンスのスライディングをアッサリ見送っての左足一閃。
魔術師リカルジーニョのこれでもかと言わんばかりの落ち着きが光る。

リカルジーニョがヒールリフトで相手を抜いて作った数的優位を活かす大きなトライアングルの展開。
ヒールリフトに注目が集まるゴールだが、その後の強く正確なファー詰めを冷静に成功させているところに強国ポルトガルの基礎技術の高さが伺える。

リカルジーニョの匠がギュッと詰まったこのゴール。
スナップの利いた左足アウトで長い距離のピヴォ当てを成功させ、そのリターンを受けてのスピードに乗ったドリブルからワンフェイクでDFの動きを止めてロングシュート。
視野の広さ・基礎技術の高さ・クイックネス・駆け引き・シュート力と全プレーで相手の先を取った魔術師リカルジーニョの真骨頂。

20 9月

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア 『世界のセットプレー(9/20(火)更新) 』

ワールドカップも6組1位/2位/3位のうち成績上位の4チームが勝ち抜けのグループステージが終了。
決勝トーナメント進出国が決まりました。
ここまでの36試合で目立つのがコーナーキック、フリーキック、キックインからのゴール。

セットプレーの観点として・・・、

①キッカーと受け手の意思疎通
②パススピードの速さ
③ブロックで開けたスペースをどう使うか

あたりが見所かと思うのですが、最近のFリーグではなかなか『おおっ!!』という場面がないので試合毎にこれまでの全25ゴールをまとめてみました(URLの後ろのコメントは私の独り言です)。

※今回のフットサルワールドカップのYoutube公式ページはブログ等に埋め込んだURLからのアクセスをブロックしているようなので、該当プレーから始まるURLを貼り付けてます。
スマホよりPCで見たほうが見やすいかもしれません。

◆Match 3: Thailand v Russia
0:30 PKスポット付近からのキックイン。中央に出してシュートパスをファー詰め。チョンドン亜種。

1:09 第2PK付近からのFK。直接を警戒する壁多めの相手に早くボールを動かして壁の裏からプッシュ。

1:31 PKスポットやや外からのFK。中→外→中と早くボールを動かして最後は強シューター。


◆Match 5: Paraguay v Italy
0:02 CK。DFの外から中央に走って中のDFをブロック。ブロックで開けたスペースにパスを通してシュート。

0:34 FK。逆サイドへの早いパスで相手を振ってシュート。

1:22 CK。オーソドックスな後ろ斜めに戻して1人目がブロック。中央から回り込んで2人目がズドン。イタリアはこの形の亜種が色々あり。


◆Match 7: Ukraine v Brazil
0:15 FK。第2PK外からの距離。壁1枚でキーパーが寄っているところを直接。

0:28 PKスポット奥からのキックイン。DFの中に入った味方に合わせて中央でボレー。

0:51 中央1枚。ソロブロック→そのまま前で合わせて。


◆Match 11: Iran v Spain
0:08 第2PK付近からのキックイン。奥へのロブ→DFが絡んだところを胸で収めてボレー。

0:59 CK。大外からのボレーをキッカーがニアポストに入ってファー詰め。

◆Match 12: Morocco v Azerbaijan
1:14 CK。後方からズドン→中央で胸プッシュ。ガッツポーズに注目。


◆Match 13: Colombia v Uzbekistan
1:06 CK。OFは全員DFの外。キッカーに合わせてDFの前に入ってシュート。

Match 14: Panama v Portugal
0:05 PKスポットより深い位置でのキックイン。ブロックの後ろを回り込んでシュート。

0:17 第2PK付近からのキックイン。ポルトガル8番と10番が斜めに深みを作って、空いた中央を通してシュート。

1:28 PKスポット付近からのキックイン。前後で入れ替わり、入れ替わり先でブロック。開けたスペースを使ってシュート。


◆Match 16: Egypt v Russia
1:27 第2PK付近からのキックイン。中央後ろに戻してドン。

1:43 FK。横に軽くずらしてのドン。


◆Match 17: Paraguay v Vietnam
0:19 PKスポットより深い位置でのキックイン。中央ブロックでスペースを作って後ろから走り込むデザインプレー。

0:49 遠い距離からのFK。強シュートが壁に当たってコースが変わって。


◆Match 18: Guatemala v Italy
0:09 第2PKからのキックイン。チョンドン形式のピヴォ当てから4人が絡んでのデザインプレー。DFに当てない形を見て見たい。

0:18 CK。オーソドックスな後ろ斜めに2人が並んで2人目がズドン。

0:47 CK。後ろ斜めに2人が並んで1人目がズドン。2人目が画面外にいるのがポイント。


◆Match 20: Australia v Brazil
0:08 第2PKからのキックイン。逆サイドに浮球を通してのボレー。ブラジルのファルカン(12番)が実質2人(オーストラリアの10番と7番)の引きつけ役。

0:32 PKスポットより深い位置でのキックイン。中央に浮球を通して胸トラップからのボレー。ブラジルのこの形はウクライナ戦に続き2度目。これが通るのはミステリー。

0:40 閑話休題。プリティーな記念写真。あらいいですね。

0:52 閑話休題その2。ファルカンフェイントからのカットインでズドン。あらいいですね。

~~~ ここから9/20(火)更新分 ~~~
◆Match 21: Argentina v Solomon Islands
0:55 CK。後ろに戻して強シュート。GKが弾いたところをプッシュ。

1:20 FK。直接ズドン。壁の位置的に舐めてた感あり。最弱国ソロモン諸島が強豪アルゼンチン相手に歓喜のパフォーマンス。

1:27 CK。逆サイドに送って、そこからボレーでシュートパス→ファー詰め。会場はすっかりソロモン諸島の味方でいわれのないブーイングの嵐。

1:35 PKスポット奥からのキックイン。5番がボールに寄ることで中央の2人を引きつけて、ドフリーになったファーの3番がプッシュ。


◆Match 22: Costa Rica v Kazakhstan
0:48 CK。中央でブロックに行くと見せかけて前に入ってズドン。

1:04 ご近所コスタリカからの応援団。あらいいですね。

1:06 FK。カザフの要、ドウグラスからレオのホットライン。相手をちょっと押してフリーになってのオシャレヒール。


◆Match 23: Iran v Morocco
0:42 FK。ゴールライン上からの間接FKでチョンドン。壁とゴレイロの動きがちょっとチグハグ。


◆Match 24: Azerbaijan v Spain
0:14 CK。壁にボールが当たっての不運。くるぶし付近は骨が硬くてイレギュラーしやすく、とっさによけづらい箇所なので意図して狙ったならお見事。

0:58 CK。中央の選手がボールに寄って相手を釣って、ファーからフリーでボレー。

1:16 第2PK付近からのキックイン。パワープレーでキープに行くと見せかけてのズドン。
右サイドにべったり3人という不思議な配置も見れるヒトコマ。


◆Match 25: Panama v Colombia
0:08  第2PK付近からのキックイン。チョンドンからのファー詰め。

0:29 PKスポットより深い位置でのキックイン。狙いは中央の選手だが、壁に当たってファーの選手へ流れてスナイプショット。

1:07 コロンビアの得点に沸く開催国のみなさまの笑顔。あらいいですね。

1:58 CK。一旦後方へ戻してシュート。こぼれたところをズドン。


◆Match 26: Portugal v Uzbekistan
0:15 PK付近からのキックイン。6番とスイッチして10番が中でプッシュ。

0:32 CK。中央でリカルジーニョにあたってオウンゴール。オウンゴール後にチームメイトが何も言わないあたり、リスペクトされ過ぎていないかが気がかり。

1:07 CK。中央ブロックでファーからボレー。


◆Match 27: Egypt v Thailand
0:11 第2PK付近からのキックイン。速いボールを中に入れてオウンゴール誘発。


◆Match 28: Russia v Cuba
0:41 CK。中央に早いボールを送って中でプッシュ。一旦外に開いてから中に切り返す受け手の動きが光った。

0:55 CK。ディフェンスの体制的に早いリスタート? なすすべなく中央ズドン。


◆Match 29: Guatemala v Paraguay
0:24 バックパスによるゴールライン上からの間接フリーキックでチョンドン。壁の位置はよさそう。

0:55 南米美女。あらいいですね。

0:56 FK。サイドに出したところを左足裏でナメてからの左足シュート。壁とブロックでできた門の位置で打つデザインプレー。リズム感が◎。

1:01 キックイン。同サイドへの縦パスから相手のディフェンスが緩いところで反転→ドリブル→シュート。


◆Match 30: Italy v Vietnam
0:07 イタリア美女。あらいいですね。

0:17 第2PK付近からのキックイン。中央の2対2の駆け引きから1人が前に抜けてズドン。

0:30 日本を破ってワールドカップに初出場。見事決勝トーナメント進出を決めたベトナムサポーター。あらいいですね(泣泣泣)

0:59 CK。ゴールキックと勘違いしたプレイヤーが交代しようとしてできてしまった中央のフリー選手。見逃さずにズドン。


◆Match 31: Australia v Ukraine
0:09 第2PK付近からのキックイン。後方に戻してズドン。


◆Match 32: Brazil v Mozambique
0:22 FK。壁が2枚にキッカーが2人。
キッカーの1人目が抜けて壁の1枚が着いてきた後に2人目のキッカーが消えた壁のコースに直接シュート。
2人目が壁の動きを見てからプレーの選択をしているいやらしさ抜群の後出しジャンケン。

0:30 FK。ゴレイロに強シュートを当ててのセカンドボール狙い。
キャッチしづらいようにワンバウンドのボールを蹴っているところが実に憎らしいブラジルクオリティ。


◆Match 33: Costa Rica v Argentina
1:06 第2PK付近からのキックイン。中央で受けて相手のプレスが弱いとみるやミドルシュート。


◆Match 34: Kazakhstan v Solomon Islands
1:36 FK。ディフェンスがFKで謎のゾーンディフェンス。オフェンスがディフェンス間に入った選手に速いパス。


◆Match 35: Azerbaijan v Iran
0:20 CK。逆サイドへのロブをボレー。ゴール前の混戦で人に当たって。

0:38 CK。中央へのロブをボレー。パチンコ状態からプッシュ。GKの動きがマトリックス風。

0:53 CK。この試合3本目のCKからのゴール。斜め後方に2人が並んだところから1人目が抜けて壁が動いたところを2人目がズドン。
リプレイのゴール裏からのアングルに要注目。

コーナーキックはイタリア、アゼルバイジャン。フリーキックはロシアとブラジル。キックインはイタリアがなかなかの巧者。
ディフェンス重視のノックアウトラウンドでは、引いた相手を一瞬で崩せるデザインプレーを持つチームは非常に有利。

このシリーズは決勝トーナメントでもまたやります・・・。

19 9月

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア 『決勝トーナメントの組み合わせ』

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア

ワールドカップも6組1位/2位/3位のうち成績上位の4チームが勝ち抜けのグループステージが終了。
決勝トーナメント進出国が決まりました。

◆FIFA公式

◆山組①
コロンビア(A組2位:ホスト国/2012W杯4位) - パラグアイ(C組2位)
ブラジル(D組1位:2012W杯優勝) - イラン(F組3位)
ロシア(B組1位:2016欧州準優勝) - ベトナム(C組3位)
スペイン(F組1位:2012W杯準優勝/2016欧州優勝) - カザフスタン(E組2位2016欧州3位)

◆山組②
アルゼンチン(E組1位) - ウクライナ(D組2位)
イタリア(C組1位:2012W杯3位/2014欧州優勝) - エジプト(B組3位)
タイ(B組2位) - アゼルバイジャン(F組2位)
ポルトガル(A組1位) - コスタリカ(E組3位)

山組①が超激戦区。
ホスト国のコロンビア、ディフェンディングチャンピオンのブラジル、今年の欧州選手権3位のカザフスタン、準優勝のロシア、優勝のスペインのサバイバルゲーム。
消耗が少なく決勝までこれれば経験値と団結力はとてつもなく高くなりそう。
 
ワールドカップの優勝国はブラジル(2008年/2012年)とスペイン(2000年/2004年)の2カ国のみで、4大会とも直接対決で勝利したチームが制している。
対抗の有力候補と目されるロシアはいきなり厳しい山組。

山組②は第3国が虎視眈々。
攻守とも基本に忠実でレベルの高いアルゼンチン。
参加国随一のセットプレー(特にコーナーキックとキックイン)を持つイタリア。
希代のファンタジスタ、リカルジーニョがタクトを振るうポルトガルらが決勝戦のチケットを狙う。
 
ディフェンス重視のノックアウトラウンドでは、引いた相手を一瞬で崩せるデザインプレーを持つイタリアが一歩有利か。


◆TVスケジュール
準々決勝以降の試合についてはNHK-BSで放送が決定しています。

・準々決勝 
9月25日(日) 午前7:55-(午前9:50) 
9月26日(月) 午前8:00-(午前10:00) 

・準決勝 
9月28日(水) 午前9:00-(午前11:00) 
9月29日(木) 午前9:00-(午前11:00) 

・3位決定戦/決勝
10月2日(日) 午前1:55-(午前3:50) / 午前4:20-(午前6:30) 


◆どうでもいいですが
大会前に注目していたカザフスタンがいきなりスペインと対戦。
個人的にブレイク候補だと思い、タイでサインをもらったイギータとレオのサインをUPしてみました・・・。

ガ、ガンバレー(白目)

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01_イギータ
ブラジルからの帰化選手でありカザフスタンの要。
ゴレイロながらそのままボールを持ちあがって、パワープレーに移行するイギータ。
欧州選手権では猛威を奮ったがワールドカップではまだ有効な場面は少ない。

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01_レオ
こちらもブラジルからの帰化選手、攻守に奔走するエースのレオ。
おとなしそうな容貌ながら、相手の挑発でプッツン切れての大覚醒も見せるファナティックなプレイヤー。
決勝トーナメント1回戦、優勝候補のスペイン戦で見せる顔はどちらか?


10 9月

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア 『遠足のしおり』

2016/9/11(日)~10/1(土) フットサルワールドカップ2016 コロンビア

第5回フットサルワールドカップがコロンビアで9/11(日)から開幕します。
私は行きませんが遠足のしおり程度に観戦にあたっての事前情報、雑感をまとめました。



①TVスケジュール

・開幕戦 「コロンビア」対「ポルトガル」 
9月11日(日) 午前9:50-(午前11:50) 

・準々決勝 
9月25日(日) 午前7:55-(午前9:50) 
9月26日(月) 午前8:00-(午前10:00) 

・準決勝 
9月28日(水) 午前9:00-(午前11:00) 
9月29日(木) 午前9:00-(午前11:00) 

・3位決定戦/決勝
10月2日(日) 午前1:55-(午前3:50) / 午前4:20-(午前6:30) 

・・・平日開催の準決勝あたりは午前半休を検討したいところ。

BSアンテナですがこんな感じで室内に置いても見れたりします。
(100円ショップのSERIAで購入した紙管パイプとジョイントにアンテナをくっつけてます)
普段あまりテレビを見ない人には、使用しないときに片づけられるコチラの方法もオススメ。
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②各国のメンバー

『Shirt Name』がユニフォームにプリントされている表記で『Club』が所属クラブ。
同一クラブの選手を組み合わせる『既存リソース活用型』と、代表チーム独自のセットを作る『オールスター型』と、国や試合展開によりセット組にも特徴あり。
そんなところにも注目しつつ印刷してお手元に置いての観戦がオススメです。

また、各国にいるその国らしくない名前や、やたらと長時間出場している選手はたいていブラジルからの帰化選手。
このあたりはリオデジャネイロ・オリンピックで散見した卓球の中国人選手に通じるものアリ。これが王国の存在感か・・・。

③チーム・グループリーグ
私の独断と偏見に満ちた各チーム、グループリーグの総評です(国名の後ろがS/A/B/C/Dでの評価)。
上位2位および、各グループ3位の中から成績上位の4チームがワイルドカードで決勝トーナメント勝ち抜け。
(ワイルドカード突破の可能性は1勝1分◎/1勝○/3分△といった感じ)
◆Group A
コロンビア:A
ポルトガル:A
ウズベキスタン:C
パナマ:D

フットサル界のアイドル、リカルジーニョ擁するポルトガルが一歩リード。
前回大会は彼を長時間出場させて疲労したところで失点し、延長でイタリアに敗れてベスト8で終戦(3-4で敗戦もこの試合でリカルジーニョはハットトリック)。
今大会は彼を助ける助演陣の活躍が必須。 
コロンビアは前回3勝4敗で負け越しながらベスト4というトーナメントの実績がありホームということでA評価。
ウズベキスタンはアジア屈指のゴレイロ、ウマロフを中心に成績上位の3位に与えられるワイルドカードでの決勝トーナメント進出を狙う。
監督のプルピスは次期日本代表の有力候補と目され、コロンビア、ポルトガルとの引き分けがワールドカップでの彼のミッション。

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開催国コロンビアのエース、南米選手らしいトリッキーなテクニックでチームを牽引するアンジェロット・カロ
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フットサル界のアイドル、ポルトガルのリカルジーニョ。
前回大会のイタリア戦後、悲嘆に暮れる姿。
ベスト8で敗戦ながらブロンズシュー(MVP序3位)を獲得。
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ウズベキスタンのゴレイロ、後ろ髪のハネとオープンフィンガーグローブ、ロングパンツと個性的なスタイルとハイレベルなパフォーマンスを見せるウマロフ。
強豪が揃ったこの組みからの決勝トーナメント進出には彼の活躍が欠かせない。
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ウズベキスタンを率いるプルピス。
フィジカルの強さを活かした欧州型のチームはコロンビアで爪痕を残せるか。

◆Group B
タイ:C
ロシア:S
キューバ:D
エジプト:D

ワールドカップで優勝経験がある国はヨーロッパのライバルスペイン、世界王者ブラジルのみ。
大型ゴレイロのグスタホ、ドリブラーのアラのロビーニョ、ザ・点取り屋といったピヴォのエデル・リマらのブラジルからの帰化選手と、国内リーグを25分ハーフ(通常は20分ハーフ)で運営する国産の才人が融合したロシアは新優勝国の有力候補。
ロシア1強のこのグループでミゲル・ロドリゴ元日本代表監督が率いるタイは2位通過のチャンス到来。
基本に忠実なフィクソ、テクニックとスピードのあるアラ、得点力のあるピヴォと各ポジションに質の高い選手が揃ったタイは8強も十分狙える。

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Fリーグでも活躍したルーチャイと、ご存じ前日本代表監督のミゲル・ロドリゴ。
ミゲルにとっては2大会連続の決勝トーナメント進出と、日本を率いてベスト16に進出した自己新記録を更新するチャンス。

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イメージと反し、底抜けに明るいロシアのサポーター。大挙して会場に登場し、一番見やすい場所をジャック。
ロシアのナショナルカラーをあしらった3色帽のおじいさまは各国サポーターから記念撮影をおねだりされる観客席のアイドル。

◆Group C
パラグアイ:C
イタリア:A
ベトナム:D
グアテマラ:D

いまいち面白くないけど結果を残す前回大会3位のイタリアの勝ち抜けが濃厚。
AFCで日本を破ったベトナムは対戦相手にも恵まれた感あり。1強3弱のこのグループでは前回大会ベスト16のパラグアイが直近のライバル。
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日本のワールドカップ出場に致命傷となる一撃をお見舞いしたベトナムのガルシア監督。
小柄ながらも機動力とパンチ力のある選手を率いてアップセットを狙う。

◆Group D
ウクライナ:B
ブラジル:S
モザンビーク:D
オーストラリア:D

選手のネームバリューは落ちたものの、スペイン、ロシアと並ぶS評価の理由はブラジルはブラジルだから。
前回大会で一気に代表から退いた1977年生まれの黄金世代は、5大会連続出場であり20年間フットサル界のアイドルを務めたファルカンのみ。
2位通過は前回大会鋭いカウンターで日本をベスト16で破ったウクライナが順当。
日本が出場を逃した今大会。
アジアの最終出場枠でワールドカップに出場するオーストラリアの健闘がアジアの標準偏差を計る物差し。
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前回王者であり、史上初の3連覇を狙うブラジル。
フィジカルのピークは過ぎたものの難易度の高いプレーの再現性、ギリギリまで相手を見て適切なプレーを選択する落ち着きでカバーするファルカンはフットサル界の大御所。

◆Group E
アルゼンチン:A
カザフスタン:A
ソロモン諸島:D
コスタリカ:D

前回大会、優勝したブラジルを土俵際まで押い詰めた地味強アルゼンチンと、ブラジル帰化選手を加えてこの4年間で急成長したカザフスタンのマッチレース。
カザフスタンンはゴレイロながらハーフラインまで持ち込んで強シュートを放つイギータ、出ずっぱりでチームを引っ張る貴公子レオが攻守のエース。
この二人は今大会のブレイク有力候補。
 
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カザフスタンの両エース。ゴレイロのイギータとフィクソのレオ。
ブラジルからカザフスタンを経由して南米逆輸入となるふたりはインパクト絶大。

◆Group F
イラン:B
スペイン:S
モロッコ:D
アゼルバイジャン:D

前回大会準優勝、今年の欧州選手権優勝のスペインの1強。
恵まれた体格、ずば抜けたテクニックを持つイランは試合終盤にイライラする悪癖をコントロールできればベスト4も狙える潜在能力を持ったダークホース。

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国内チームで固めたイラン。
イラン選手らしい分厚く、柔らかな肩から臀部のラインを活かしてボールをキープし、華麗なドリブルと強烈なシュートでゴールを決めるエースのタバコリ。
イラン選手のクオリティの高いプレーと鍛えられた体、エキゾチックな容姿は日本でよく見かける『イケメンコンテスト』 が陳腐に感じるほどにセクシー。


④決勝トーナメント
Group Fの1位が濃厚なスペインが苦しい枠組み。
ベスト16でGroup Eの2位(アルゼンチンorカザフスタン)と対戦し、順当に行けばベスト8でロシア、ベスト4でブラジルと対戦。
 
チャンスがありそうなのが逆山のトーナメントで、Group Aの1位(ポルトガルorコロンビア)、Group Cの1位(イタリア)、Group B・Fの2位(タイ・イラン)、Group Eの1位(アルゼンチンorカザフスタン)ら1階級下のチームが集合しそうで、こちらに入れば各国にベスト4の目がありそう。
決勝トーナメントは優勝候補同士の激闘と、第2、第3勢力の成り上がりがメインストーリーか。

決勝トーナメント表 


⑤審判
日本からはFリーグでも最優秀審判に輝いた小崎知広氏が参加。
前回大会はブラジル人のレナート・レイテ氏が女性としてレフリーを務めたことも話題になりました。

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日本からただ一人ワールドカップに参加するサムライ。小崎知広氏。
順当に行けば3試合。評価が高ければ5試合前後の割り当てになるはず。


⑥2020年の展望
2016年12月に2020年に開催される次回のフットサルワールドカップの開催地が決定になります。
開催地に立候補している日本(愛知県)での開催はなるのか。

予選リーグ2週間、決勝トーナメント1週間の3週間での開催なので最終週の平日を休みにできると決勝トーナメントがすべて観戦できます。
(予選リーグ中の2週間は土・日曜日に根性移動がオススメです)
 
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2 7月

2016/7/2(土) Fリーグ第4節 墨田区総合体育館 『何が面白くてフットサルを見てるんだっけ』

2016/7/2(土) Fリーグ第4節  墨田区総合体育館 
バルドラール浦安 2 - 2 デウソン神戸
フウガドールすみだ 3 - 2 シュライカー大阪

初夏の土曜日。
浦安と神戸、すみだと大阪という順位の近いチーム同士が1日2試合を行うプチセントラル。

ご縁があって交友させていただいているスポーツライターの北健一郎さん、府中アスレティックFCのFacebookでマッチレビュー、選手へのインタビューを連載されているスティーブ・ハリスさんと一緒に観戦させていただいた。

前半に2点を先行し後半経験のあるフィクソを連投して逃げ切りを図る浦安に対して、パワープレーから相井選手の左カットインの右足で同点に追いついた神戸。
加藤選手、田村選手らの若手が堂々と活躍した大阪を、諸江選手、西谷選手、太見選手、清水選手の決めセットで制したすみだ。

細かな技術解説と選手のキャラクターにまつわるエピソードで笑いを取る北さんと、群を抜く観戦経験からの熱いフレーズが印象的なハリスさんに囲まれて観た2戦はどちらもフットサルの魅力がギュッと詰まっていて3人とも大満足といった感じだったが、ふと『自分は何が面白くてフットサルを見てるんだっけ』というのをなんだか考えてさせられてしまった。


・・・自分が試合を見るポイントは主に4つ。

①プレスラインの設定とプレス回避
②トランジションの強度
③練度とキャラクターのある2セット
④キックイン、フリーキック、パワープレーなどのデザインプレーの攻守

①②は連動していて、プレスラインが高ければボールを奪った時に相手のゴールの近くで攻守が交代するため得点が生まれやすい。
自陣ハーフラインまで引いて守る場合は相手ゴールまで遠いけれどスペースは埋めやすい。
攻守とも主導権を奪って試合をコントロールするのか、カウンターをチラつかせて相手を疑心暗鬼にさせるのか。
いずれにしろどこかでチャレンジする場面は出てくるので、はじめにボールホルダーにアタックする選手の位置でその試合のゲームプランが見えてくるし、疲労、集中力の欠如、直近のプレーから生まれる迷いなど、40分間の中で攻守の切り替えの早さに遅れが出だしたところが勝負の分水嶺だ。

次は③のセット構成。
1st、2ndで同じやり方のチームももちろんあるが、ピヴォ当てとクアトロで分けていたりもするし、軸になる選手を1、2人決めてあとは調子や相手との相性を見て臨機応変にというのもあるだろう。
攻撃的、守備的、若手育成、勝負の際をベテランで締めたいなど状況に応じた色が必ずあるので、このセットは何を目的にしているのか、というのを考える。
前半は同じメンバーでの2セットでの交代が続いたとしても、後半10分過ぎあたりからはコンディションとスタミナと相談しながら、徐々に枠が崩れてこのチームで一番頼りにされているのかは誰かが見えてくる。
勝っても負けても1点差で最後にフロアに立ってる気持は選手にとってなんとも言えないものがあるだろう。

④は一発逆転のカード。
キックイン、フリーキックはキッカーに1人が割かれ、3人対4人の勝負になるため誰がフィニッシュのシュートを打つのかが焦点になる。
単純なチョンドンだけでも多くのバリエーションがあるし、チョンドンを見せて前に食いつかせておいてファーでプッシュなど、伏線が後々効いてきたりもする。
パワープレーも含め、確実に相手の先を取れるデザインプレーは決して軽々しく扱えない。
総じてここのバリエーションが豊富なチームは左右のキッカーを揃えていたり、練習時間が十分であったり、兼任であれ選任であれスカウティングに優秀な人材がいたりするのでチームの体制を図るひとつのバロメーターだ。

そんなことをベースに踏まえたうえで、

A.得点差
B.残り時間
C.ファウルカウント

に応じてバリエーションが生まれていく。

前プレが強力なチームでも1点勝っていて残り時間が2分なら心理的にもプレスラインは自ずと自陣寄りになるし、前半終了間際でビハインドの状態でもファウルカウントが5つなら無理に攻めずに後半で勝負という選択肢も出てくる。

ただ、第2PKに絶対の自信を持つゴレイロがいればファウルカウントにお構いなくプレスに行けるし、猟犬のようなガツガツしたメンタルや、意思統一された練度があれば最後まで相手を追い詰めて試合を締められる。
A~Cの部分はいわゆる『お約束』の部分だが、このお約束の空気を読まずにズバッと行けるタレントや仕組み、工夫を持っているチームが往々にしてコンペティションをリードしているように思う。

上記を踏まえて40分間でレンガを積み重ねるように勝利するのが王道だが、フットサルで面白いのはこういうセオリーで説明できない瞬間が生まれることだ。

2012年タイで行われたワールドカップ決勝のスペイン対ブラジル。
攻守に盤石なスペインが2-1でリードの状態で仕掛けたブラジルのパワープレーからセオリー通りの横パスではなく左足ミドルシュートで同点ゴールを突き刺し、満員の観客にタイの伝統的なワイのポーズで応えるファルカン。

2013年全日本選手権決勝の名古屋対すみだ。
絶対王者名古屋にゾンビのように追いすがるすみだがお得意のスピーディーなキックインに半田選手と太見選手が体ごと飛び込んだ延長後半残り4秒の同点ゴール。

どちらもこのまま試合終了かと思いきや、選手であり、チームのキャラクターがセオリーを上回った顕著な場面だったと思う。

ダラダラと理屈が続いたが、最後は思い入れのある選手やチームが活躍するのを目にするのが観客にとっては一番の楽しみだろう。
シーズンはまだはじまったばかりだが今日の2試合のように、理屈よりも単純に手を叩き、声を上げて『フットサルってスゲえなぁ』と思えるシーンに沢山出会えるのを楽しみにしています。
 
Futsal-Philosophy Facebook
 
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すみだ大阪戦では1,732人の観客を集めた墨田区総合体育館。
参戦3年目のすみだの集客力はお見事。
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Fリーグ各チームで活躍する大型ゴレイロの村山選手。今シーズンから所属する神戸では前節から登場。
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今シーズン、いい表情が目立つ神戸のベテランフィクソ、37歳の鈴村選手。
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試合前から気合十分の眼光を見せる神戸の岡崎チアゴ選手。
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浦安の軸を担う4枚のフィクソ、小宮山選手、荒巻選手、中島選手、深津選手。
マイルド深津選手とワイルド相井選手のマッチアップは迫力十分。
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今シーズンはアラ・ピヴォで活躍する岡崎チアゴ選手。
彼からピヴォに入る相井選手にどれだけ当てられるかも神戸の見所。
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浦安は負傷により藤原選手から税田選手に、神戸は2失点したタイミングで村山選手から小石峯選手にゴレイロがチェンジという珍しい展開。どちらも及第点の働き。
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フィクソ4枚で神戸の猛攻を凌ぎたかった浦安ベンチ。
後半残り10分からのマネージメントがこのチームの課題か。
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シュートストップ、前でのクリアと八面六臂の活躍を見せたすみだのゴレイロ大黒選手。
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大分の仁部屋選手と並んで、今Fリーグで最もインパクトを残すアラの西谷選手。
相手の重視を良く見て逆を突き、2、3人をまとめて躍らせるドリブル突破は圧巻。
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前を向いてボールを奪取してそのまま持ち上がるプレーが光った諸江選手。
審判を交えつつ展開される各チームのエースとの駆け引きも見応え満点。
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諸江選手、西谷選手、太見選手、清水選手のすみだの決めセット。
前を向いて奪う守備、素早い切り替え、深みを作るピヴォ、ドリブルでの仕掛けと首位らしい素晴らしい完成度。
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昨シーズンの大怪我から復帰した渡井選手が大阪の新ブラジル人のチアゴを抑える。
西谷選手、諸江選手、渡井選手とクオリティーの高い3枚のフィクソは垂涎の的。
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主導権を握るすみだを追いかける大阪のタイムアウト。身振り手振りを交え指示を送る木暮監督。
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締まった熱戦のハーフタイム。
MCの濁川さんとスミダイルのダンスで観客も癒しのひととき。
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今年4月の日本代表戦でも活躍した26番の加藤選手。
すみだの2人がかりのプレスを切れ味の鋭いドリブルかわしてアルトゥールのゴールを呼び込んだレフティーのあどけない笑顔。
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こちらも各チームで活躍し、今日もさすがの働きを見せた大阪のゴレイロ冨金原選手。
彼が欠場した場合に備えた質の高いセカンドゴレイロの確保も大阪の課題か。
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上位対決らしい接戦を演じたすみだの須賀監督と大阪の木暮監督。
あと2試合ある対戦でも近い順位での鍔迫り合いになるはずだ。
2 4月

2016/4/2(日) フットサル日本代表4月シリーズに向けて 『選手選考とか考えるの楽しいですよね』

2016/4/2(日) 日本代表4月シリーズに向けて

個人的には大好きなリカルジーニョ擁するポルトガルや、キャラの立った選手を揃えるロシアとのドリームマッチも期待していた、4月下旬に予定されていたフットサル日本代表の国際親善試合。

決まった相手はAFCの準々決勝で苦杯を舐めたベトナム代表(4/22(金))、ホームの大声援を活かして準優勝に輝いたウズベキスタン代表(4/24(日))とある種挑発的なチーム選考。
興行的な面白味はまったくありませんが、この対戦相手なら失地回復と2020年へ向けて明るい未来が見えることがテーマになるかなと思います。

・・・シーズンオフということもあり、移籍情報以外のフットサルネタはまったくないので勝手に選手選考を予想してみました。

選考基準ですが、

①現行のメンバーの踏襲
②2020年に向けての世代交代
③今年通年で活躍した選手
④闘魂注入的なベテランの復帰

・・・としています。
メンバーはAFCに行く前のコロンビアとの2連戦と同様16人(各日の試合ごとに2人がメンバー外)。
準備期間も短いことが予想されるため、今シーズン上位の成績を残した名古屋と町田のメンバーが中心です。
前に当たる時に強くなかった日本の1対1対策として体の強い選手、体は強くないもののスピードで抜けられる選手が多くなりました。

名前(所属:選考理由)(4/1時点での現年齢/同じく2020年での年齢)

◆ゴレイロ
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イゴール(町田:③)(35/39)
→能力は説明不要。
2020年は39歳だが彼を越えるゴレイロが2人以上出るとは考えづらい。

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篠田 龍馬(名古屋(?):②)(25/29)
→日本で一番勝っているチームのゴレイロであり、パワープレーの守備、パワープレー返しの経験は随一。
リードする場面では彼の能力が活きるはず。関口選手加入で所属チームがどうなるかが気になるところ。

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関口 優志(名古屋:①②)(24/28)
→総合的なポテンシャルは間違いなく日本一。
誰もが納得するであろう2020年の正ゴレイロ候補。

◆フィクソ
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小宮山 友祐(浦安:④)(36/40)
→木暮監督とともに2012年ワールドカップを闘った日本代表のキャプテン。不動の闘魂注入枠。

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酒井 ラファエル 良男(名古屋:①)(32/36)(左)
→今回のAFCで露呈した国際舞台での経験値の蓄積を期待。
状況に応じてはピヴォを兼任。

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滝田 学(町田:①)(29/33)
→攻守を含め能力は間違いなく上位。ベトナム戦はリベンジの好機。

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星 龍太(名古屋:②)(28/32)
→ディフェンスに強い純フィクソ枠。2020年の守備の中心になることを期待。

◆アラ
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金山 友紀(町田:③④)(38/42)
→近年の活躍を見て年齢以外の理由で選ばない理由がない。攻守の切り替えの早さ、ニア・ファーへ常に突っ込む姿はすべての選手のお手本。

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森谷 優太(町田:③)(32/36)
→名古屋を破った全日本決勝で実証した風貌通りのディフェンスと、風貌に似合わないドリブル&優しいパス。
日本で最も実力を過小評価されている万能選手。

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中村 友亮(名古屋:②③)(29/33)(右)
→膠着状態を打開するリンクマン。154cmながら流れの中でピヴォに入る動きも光る。

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加藤 竜馬(浦安:②③)(26/30)(左)
→2015/2016Fリーグ後半、いまいち噛み合わなかった浦安でプレスに奔走した姿勢を評価。停滞するムードを打開できる選手。

中井 健介(町田:②③)(26/30)
→近年のチームの成績とリンクして急成長。溌剌としたプレス、打ち切るシュートとわかりやすいプレーは好印象。
(すいません。写真がありませんでした・・・)

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田村 友貴(大阪:②)(24/28)(左)
→木暮チルドレン枠その1。フィクソ、アラ・フィクソとしてポテンシャルは高い。今後の日本代表入りに向けて経験を積みたい。

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加藤 未渚実(大阪:②)(23/27)(左)
→木暮チルドレン枠その2。海外の間合いでドリブラー枠のジョーカーとしての役割を果たせるか。

◆ピヴォ
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森岡 薫(町田:①)(36/40)
→名古屋との契約延長はなかったものの、試合後の感想が『森岡スゲー!!』だった試合がまだまだあった今シーズン。
2020年は40歳だが彼を越えるピヴォが2人以上出るとは考えづらい。

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清水 和也(すみだ:②③)(19/23)
→強シュートとそれを活かすシュートのタイミングの良さ。
ズバ抜けたシュートセンスに磨きをかけて2020年までに最も成長してほしい選手。

◆監督
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木暮 賢一郎(大阪:②③④)(36/40)
フットサル黎明期を駆け抜け、国内、国際舞台で活躍した先駆者であり、ここ10年来の日本フットサル躍進のアイコン。
2004、2008、2012年とワールドカップに3大会出場し、2012年は史上初の決勝トーナメント進出など選手として華々しい成績を残す。
監督としても定石、奇策ともに光るものを持ち、大阪を率いた初年度はリーグ優勝が懸かった名古屋とのプレーオフでゴレイロをそのままフィールドに上げてのパワープレーを採用し、名古屋を寸前まで追い詰めた。
今回は2戦のみの暫定指揮ながら今後の動向にも期待大。

・・・完全に飲みながら妄想レベルの選考になりましたが、意外と面白いのでよろしければみなさんもやってみてください(汗)。






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