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Futsal Philosophy (フットサル・フィロソフィー)

コラム(救急救命)

27 1月

救急救命について『知っている』と『行動できる』

思うところがあり申し込んだ救急救命の講習に行ってきました。

日曜日の9時~17時、お役所主催の講習会ということで、眠い講義、殺伐とした実技が続くのかと思いきや、講師の方が鮮明な体験談で場を引き込み、時折挟む下町のお父さん全開なユーモアで場を和ませる。

いつの間にか受講生が積極的に参加するいい雰囲気が出来上がっていて、あっという間に講習終了。
自分が伝えたいこと、相手が知りたいことを理解しているのは大前提で、自分だけの個性を織り交ぜる。
救急救命だけでなく、なんだか色々勉強になりました。

もちろん救急救命も勉強になったので有事の際はやりま、・・・すよ!!

◆◆◆補足◆◆◆
AEDは通常電源がOFF状態になっており、ほとんどのAEDは電源をONにしたタイミングで使用方法に関するガイダンスが流れます。
また、パッケージにも使用方法の説明が書かれており、一度救急救命の講習を受けていれば、AEDを使用することのハードルはグッと下がります。
あとは実際にその場で行動ができるかですが、瞬時に行動が必要な場面で、自分が行動できるか正直に言ってわかりません。

『知っている』と『行動できる』の意味は大きく違いますが、『行動できる』の元になっているのは『知っている』ことです。
私もそうでしたが、学校のカリキュラムで受講するような救急救命の講習では、見てるだけ、茶化してるだけで終わってしまいがちなので、改めて消防署等が主催する講習会に参加し、自発的に知る機会を持ってほしいと思います。
行動できるかはその場になってみなければわからないのは仕方がなく、まずは知っている状態まで自分を持っていくのが第一歩かと思います。

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30 12月

救急救命について『できない、という恐怖』

お昼に郵便物の受取にゆうゆう窓口がある郵便局へ。
年末営業で土日にもかかわらず郵便局も通常営業中。

郵便物の受取はゆうゆう窓口でということで並んで待つ。
前には窓口で局員の方と話している女性の方と、30代後半の男性が並んでいて自分は3番目。
順番待ちをしていると前の男性が列から離れ郵便局のほうへ向かう。

『前の女性が時間かかってるから年賀状でも見に行くのかなー』

と思って男性を見ると男性と一瞬目が合った。
すると男性が棒が倒れるように気をつけの体制で真後に倒れた。

男性はピクリとも動かない。
床に横たわる顔を覗き込むと、目は開いているものの黒目が深く、焦点はどこにも合っていない。
倒れた時に頭を打っているので安静にしておくのがベストなのはわかる。
ただ、その先に何をすればいいかがわからない。

無事かどうか呼びかけるべきなのか。
体制は仰向けのままでいいのか。
心臓マッサージ&人工呼吸をすべきなのか(正確なやり方はわからない)。
AEDを使うべきなのか(建物内にあるのかはわからず、あったとしても使い方はわからない)。

一瞬なのか長時間なのかわからない、パニック時特有の濃い時間の中で自分なりにできることを考えた。
郵便局のカウンターに向かって、人が倒れたことと、救急車を呼んでくれるよう叫んだ。とにかく叫んだ。
考えた結果、自分にできることはそれしかなかった・・・。

事象発生時に自分が一番そばにいた。倒れる前にも目が合った。
いよいよ深刻な事態になった場合はなんとも後味が悪い。
『この中にお医者様はいらっしゃいませんか?』
と自分が祈る日が来るとは思わなかった・・・。

すると、ゆうゆう窓口の横にあるATMに並んでいた私と同年齢程の男性が、おもむろに倒れた男性の介抱を始めた。

意識があるかを呼びかけ、男性が意識を取り戻す。
名前の確認、過去にも倒れたことがあるか、朝食を取ったかなどゆっくりと問いかける。
体制を仰臥から、横臥にし、自分が掛けていたショルダーバックを枕に代用し、頭を床と水平に保つ。

局員の方も現場に集まり、倒れてから5分程度で救急車も到着。
ストレッチャーに乗るころには倒れた男性の意識もしっかりし、介抱をした男性に感謝の言葉を述べ車中の人となった。
介抱した男性は局員、救急隊員からも感謝の言葉をもらう。
男性は照れくさそうにはにかんで、何事もなかったようにATMの順番待ちの列に並ぶ。
医療従事者か、応急処置の心得があったのかはわからないが、この人の的確な処置で男性は救われた。

危機に対し冷静に自分ができることを判断し的確に対処する。
この人は、仕事でもなく、日常の用事で訪れた郵便局でそれを実現した。
本当にすごいことだ。
ひょっとしたらご近所に住んでいるかもしれない、名前も名乗らず郵便局を後にしたローカルヒーローに感謝した。

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